三人の女性への招待状
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三人の女性への招待状

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解説

トマス・スターリングの小説をフレデリック・ノットが戯曲化し、それを「クレオパトラ(1963)」のジョセフ・L・マンキーウィッツが製作・脚色・監督した風刺喜劇。撮影は「魂のジュリエッタ」のジアンニ・デ・ベナンツォ、音楽はジョン・アディソンが担当した。出演は「華麗なる激情」のレックス・ハリソン、「愛の勝利(1965)」のスーザン・ヘイワード、「魚雷艇109」のクリフ・ロバートソン、「何かいいことないか子猫チャン」のキャプシーヌ、「マンハッタン物語」のイーディー・アダムス、「オセロ」のマギー・スミスほか。

ストーリー

セシル・フォックス(レックス・ハリソン)のベニスの邸宅に、一見やくざ風の男ウィリアム・マクフリー(クリフ・ロバートソン)が訪ねて来た。彼は新聞に載ったフォックスの求人広告を見て来たのだった。死期の近いフォックスは退屈しのぎに彼が昔つきあった3人の女性を集めて、3人3様の反応を見て楽しみたいと思い、その舞台監督兼秘書としてマクフリーを雇ったのだった。3人の女性とは、セクシー・クイーンとしてハリウッドに君臨しているマール・マッギル(イーディ・アダムス)、貴族的な風貌のプリンセス・ドミニク(キャプシーヌ)、そしてフォックスの最初の熱烈な恋の相手だったシェリダン夫人(スーザン・ヘイワード)の3人である。彼女らはフォックスからの手紙を受けとると、いそいそとベニスへ向かった。その3人の女性のほかに、シェリダン夫人の身のまわりの世話をしている秘書サラ・ワトキンズ(マギー・スミス)の顔も見えた。3人の女性は、なつかしいフォックスに心からのプレゼントを贈った。それが申しあわせたように豪華な時計だった。フォックスはやがて寝室に閉じこもり、腹に一物ありそうな女たちのいさかいや、かけひきを細かに観察したウィリアムの報告を楽しみ始めた。またウィリアムは舞台監督としてではなく、優雅な闘いを続ける3人の女たちに深入りしだした。そして彼は予期せぬ死の舞踏会を予感した。不吉な予感は的中した。舞踏会の翌朝、シェリダン夫人の冷たい死体が発見されたのだ。睡眠薬の飲み過ぎのように見えたが、実は彼女の遺産を狙うフォックスの仕業だった。ウィリアムの調べによると、フォックスと彼女は以前結婚したことがあり、豪奢に見えるフォックスも実は無一文だったのである。しかしフォックスも衰えのため、彼女のあとを追うように死んでしまった。ウィリアムはシェリダン夫人の遺産相続書を夫人の秘書サラに渡した。彼女は一躍にして大金持ちとなった。ウィリアムはそんな彼女を愛し始めていた。フォックスの遺産が残った2人の女性の間で問題にあがった。ただただフォックスの遺産を狙って、高価な時計を贈ったのであったが、フォックスが無一文と知ってあっけにとられた。その上フォックスが3人の女性から、金をせしめようとしていたことまで、ウィリアムによって解明されたのだった。...

作品データ

原題 The Honey Pot
製作年 1967年
製作国 アメリカ
上映時間 132分

提供:株式会社キネマ旬報社

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