続サンシャイン

劇場公開日:

解説

「サンシャイン」の続編。今回は世間の荒波の中に生きる若い父親と幼い娘の人生へのとまどいを描く、TVシリーズ再編成集版。製作はジョージ・エクスタイン、監督はダニエル・ホーラー、ジョン・バダム、レオン・ベンソン、ロバート・デイ、ジョセフ・サージェント、脚本はキャロル・ソビエスキー、M・チャールズ・コーエン、ウィリアム・フラッグ、ミルト・ローセン(ノヴェライゼーション・二見書房刊)、撮影はハリー・L・ウォルフ、レナード・J・サウス、ビル・バトラー、音楽はリー・ホールドリッジが各々担当。出演はクリフ・デ・ヤング、エリザベス・チェシャ、ビル・マミー、メグ・フォスターなど。

1974年製作/アメリカ
原題:My Sweet Lady
配給:CIC
劇場公開日:1977年3月19日

ストーリー

サム(クリフ・デ・ヤング)は、本業の歌手がパッとせず、もっぱらタクシーの運転手で生活をしているという楽天家である。妻ケイト(クリスティナ・レインズ)の死後、一人娘のジル(エリザベス・チェシャ)の育て方が、彼の悩みのタネであり、ある日、彼は女友達のノーラ(メグ・フォスター)に相談に行った。ジルにとって親は父だけでもよいのだろうか、と。ジルはケイトがサムと再婚する前の子供であり、3人の幸せな生活が始まった時には、ケイトは悪性腫瘍が原因で死んでしまったのである。ジルのため、サムはアパートからボートハウスへ引っ越した。だが、夜中に泳いだことが元で、サムは肺炎となり入院せねばならない。そんな時、やはりジルに母親は必要だった。旅行から戻ったノーラに結婚を申し込むサムだが、2人を愛してるからこそ家庭的でない自分は合わないとことわる彼女。サムは怒り、ジルはうなずく。数日後の晴れた日、親子水いらずで散歩していると、ジルが浮かぬ顔のサムに言った。「お母さんはいなかったのじゃないワ、死んだだけよ。今の私にはパパさえいれば幸せよ」。わが子に励まされ、父親サムの顔に笑みがひろがっていった。

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