サバイバル・ファミリー

劇場公開日:

解説

トロール船を改良し、北太平洋横断旅行に出発した一家と乗り合わせた人々の波乱に富んだ冒険を描く。製作総指揮はピーター・R・シンプソン、製作はジョセフ・C・ラフィル、監督・脚本はスチュアート・ラフィル、撮影はトーマス・マッヒュー、音楽はフレッド・スタイナー、編集はダン・グリア、R・ハンセル・ブラウンとアート・スタッフォードが各々担当。出演はロバート・ローガン、ミッキー・ジェイミソン・オルソン、ヘザー・ラトレー、クジョン・デミトリー・パターソン、シャノン・セイラーなど。

1977年製作/アメリカ
原題:Shipwreck!
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1979年3月17日

ストーリー

トロール船を改良したクラウディ号が完成し、トラビス(ロバート・ローガン)とその家族が北太平洋横断旅行へと出発する日、この冒険旅行の後援をしたワールド誌の女性記者ケリー(メッキー・ジェイミソン・オルソン)がトラビスの反対を押し切り同行することになった。そして、見物人たちでごったがえしている棧橋から1人の黒人少年ジェシー(クジョン・デミトリー・パターソン)がもぐり込んだことに気がつくものはいなかった。こうしてクラウディ号は出発した。乗組員はトラビスと娘のコートニー(ヘザー・ラトレー)、サマンサ(シャノン・セイラー)、それにケリーと密航少年ジェシーと愛犬バトラム。皆が食事をしている間に甲板に出たジェシーが海から落ちるという事件がおき、大騒ぎになる。助け出された彼は孤児であり、中国に渡ってお金もうけをしようと思っていたことなどを涙ながらに語った。それをケニーが優しくなぐさめ、船の中には固い絆が生まれていった。航海17日目で、クラウディ号は嵐に襲われ、一行は無人島に打ち上げられた。彼らの生きるための生活が始まり、食糧確保に全力が注がれた。ある日、サケの大群に遭遇し、一行はささやかなパーティを開くが、ラジオではトラビス一家の捜索打ち切りが報じられていた。トラビスの心は痛んだがそんな彼をケリーがささえてくれた。2人の愛は日に日に深まっていったのだった。さまざまな困難と戦いながら、もう9月をむかえていた。冬がくる前に島を脱出しようと決心したトラビスは沈没したクラウディ号から必要な道具を集め、シー・ジブシー号という船を完成させた。数度の熊の襲来をかわし、シー・ジプシー号で外海に出た一行は幸運にも沿岸警備艇に発見された。大喜びの子供たちの中でトラビスはケリーに結婚を中しこむのだった。

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