「キャッチコピーのうまさが光る。」サスペリア(1977) みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
キャッチコピーのうまさが光る。
イタリア映画のお家芸だったマカロニウエスタンで培われてきた残酷描写が、バリエーション豊かなショック描写へと転化された鮮血の巨匠ダリオ・アルジェント監督の出世作。
ストーリーは単純で全く怖さが感じられなかったが、ゴブリンの不気味さ漂う音楽だけは、深夜ひとりで聞いていると怖かったなあ。
盲目のピアニストが盲導犬に噛み殺されるシーンは、何て理不尽なんだろう、と思った。
今ならすぐに国際盲導犬連盟からクレームが来そうだ。
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