劇場公開日 1975年4月26日

「父と子。残酷な運命の対比。」ゴッドファーザーPARTII シネマばかさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0父と子。残酷な運命の対比。

2017年1月1日
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泣ける

知的

悲しい

ゴッドファーザーはpartⅡまででひとつの作品と考えている。
父ヴィトのサクセスストーリーと息子マイケルの孤独を深めていく過程が見事な対比で構成されており悲壮感を一層深めているからだ。
親子の運命を分けたものはいったい何なのだろう?
答えは観る度に少しずつ変わっていく。
この奥深さが何度も観てしまう理由のひとつだ。

そして、個人的にはファミリーの相談役・トムの絶妙な立ち位置も見所。
partⅠではドンの意思を汲み取り、ソニーの暴走を抑え、partⅡではマイケルの苦悩を見守りサポートする見事なNo.2ぶりを見せている。
もちろんアル・パチーノ、デ・ニーロの演技も圧倒的❗

シネマばか