個人授業

劇場公開日:

解説

何不自由なく恵まれた環境に育った高校生が年上の家庭教師によって、学業と恋愛の両面での手ほどきを受ける姿を描く。製作は「高校生活」「バン・バニング・バン」(79)のマリリン・J・テンサー、共同製作はマイケル・D・キャッスル、監督はジョージ・ボワーズ、脚本はジョー・ロバーツ、撮影はマック・アールバーグ、音楽はウェブスター・ルイスが各々担当。出演は「ベストフレンズ」でデビューしたマット・ラッタンジー、カレン・ケイ、アンバー・デニス・オースティン・オースチン、ケヴィン・マッカーシー、ブルース・バウアー、クリスピン・グローヴァー、クラーク・ブランドン、キットン・ナチヴィダッドなど。

1983年製作/アメリカ
原題:My Tutor
配給:東宝東和
劇場公開日:1984年2月11日

ストーリー

ロサンジェルス郊外の高級住宅地の一角に大きな邸を構えるのは富豪のミスター・クリスタル(ケヴィン・マッカーシー)だ。広い敷地内には大きなプールやテニスコートが設けられている。そこの1人息子のボビー(マット・ラッタンジー)は、高校3年生。ルックスにも恵まれ、何の不満もなく毎日を送っているが、2つだけ大きな悩みをかかえていた。高校3年にもなって、まだ初体験を経てないのだ。だから、どこか集中力に欠けていた。学校の同級生ボニー(アンバー・デニス・オースティン・オースチン)からは子供あつかいされる始末。彼女は年上の大学生と交際中だ。もう一つの悩みは恐怖のフランス語。フランス語アレルギーになるほど嫌いな課目だ。父のクリスタル氏は気をもむ一方だ。自分と同じようにエール大学に息子を入学させることを望んでいるからだ。クリスタル氏はボビーに家庭教師を雇うことにした。条件は住み込み可能な家庭教師だ。まず第一の悩みを克服しようと焦るボビー。仲間のジヤツク(クリスピン・グローヴァー)とその兄のビリー(クラーク・ブランドン)と組んで殴り込んだマントルで大失敗をやらかした。相手は巨大なバストが自慢のアナ・マリア(キットン・ナチヴィダッド)。酔いがまわって何もしないまま終わってしまった。一方、条件にかなった家庭教師がみつかり、やってきた。彼女は29歳のブロンド美女テリー(カレン・ケイ)。ちょっと近づきがたい存在だ。ある日の夜中、ボビーは、偶然、テリー先生が生まれたままの姿でプールで泳いでいるのを目撃してしまった。そんな夜が毎日続いた。しかし、ついにのぞきが見つかってしまい、ボビーはテリーにきつく叱られた。そうこうするうちにテリーに夢中になってしまったボビーは、猛烈な勢いでフランス語を勉強し、成果はめきめき出てきた。すべてが順調に動きだしたある日、テリーの昔の恋人ドン(ブルース・バウアー)が現われた。ドンが出現してからは、テリーの様子がおかしい。ドンが許せないと思う一方、ついつい裸で泳ぐテリーをのぞき見してしまうボビー。テリーはそんな彼をひきずりこみ、ふざけ合う2人はキスを交わした。その日から2人は恋人同士となった。両親の目をかすめテリーの部屋にかようボビー。テリーは、ボビーの愛撫の点数を95点だと言った。フランス語の追試の日がきた。結果をまちうけるテリーにボビーは言った。「91点だって!」。しかし、その日、役目を果たしたテリーは、ボビーに、フランスヘ行くと打ちあけた。なぜ、こんなにも愛し合っているのに…。ボビーには理解できなかった。

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