恋人たちのポートレート

劇場公開日:

解説

傷つきやすい大人のおかしくて切ないラブストーリー。監督・脚本は「ミナ」のマルティーヌ・デュゴウソン。製作は「イルマ・ヴェップ」のジョルジョ・ベナユン。共同脚本と音楽は「ミナ」でコンビを組んだピーター・チェイス。美術は「パリは燃えているか」「テス」のピエール・ギュフロワ。出演は「誘惑のアフロディーテ」のヘレナ・ベナム=カーター、「ミナ」「アパートメント」のロマーヌ・ボーランジェ、「絹の叫び」「ポネット」のマリー・トランティニャンほか。

1996年製作/119分/フランス・イギリス合作
原題:Portraits Chinois
配給:ギャガ=ファザーSCI配給(日本コロムビア提供)
劇場公開日:1997年12月20日

ストーリー

パリの一流オートクチュール「サンドル」の助手アダ(ヘレナ・ボナム=カーター)と脚本家ポール(ジャン=フィリップ・エコフェ)は友人たちから多額の借金をして18世紀風の古いアパートを購入した。アダの同僚リーズ(ロマーヌ・ボーランジェ)にとって、アダは憧れの女性だった。リーズの心はアダと同化し、いつしかポールを愛するようになった。リーズの横恋慕にアダとポールは破局を迎えることとなった。「サンドル」では、新作のファッションショーに向けて準備が進んでいた。サンドルは苦悩していた。若いリーズに若い日の自分を投影し、一層自分を追い詰めた。ポールは友人のグイドと書いていた脚本が進まない。というのもグイドと恋人の仲がうまくいっていないからだ。アダはポールの子供を宿すが、ポールはリーズと暮らすことを決意したので、アダは逆上する。突然のショーの延期、自信喪失したサンドルは自殺騒ぎを起こす。アダはリーズを代役にショーを決行する。5ヶ月後、アダはバカンスに出かけた仲間を追ってイタリアの美しい島に向かった。全てを忘れるために。

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