クリスマス・キャロル(1970)
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クリスマス・キャロル(1970)

劇場公開日

解説

ロンドンの下町に繰り広げられる人々の喜びと悲しみをヒューマンなタッチで綴ったミュージカル。製作はロバート・H・ソロ、監督は「ミス・ブロディの青春」のロナルド・ニーム、文豪チャールズ・ディケンズの同名小節を「ドリトル先生不思議な旅」のレスリー・ブリッカスが脚色、同時に音楽を兼ねる。撮影はオズワルド・モリス、美術は「アラビアのロレンス」のテレンス・マーシュ、振付をパディ・ストーンがそれぞれ担当。出演は「いつも2人で」のアルバート・フィニー、「危険な旅路」のアレック・ギネス、「シャイヨの伯爵夫人」のエディス・エバンス、「史上最大の作戦」のケネス・モア。その他、パディ・ストーン、デイヴィッド・コリングス、リッキー・ボーモン、スザンヌ・ニーブなど。

ストーリー

19世紀半ば。クリスマス・イブのロンドンは街中に讃美歌が流れ、陽気な賑わいをみせていた。しかし、スクルージ(アルバート・フィニー)の事務所はそんなムードとはおよそ関係ない様子、彼は徹底したケチで思いやりのない老人だった。事務員はボブ・クラチット(デイヴィッド・コリングス)ただ一人。この忠実な男をスクルージは安い給料で雇い、クリスマス休暇も1日しか許可しなかった。それでもボブは、イブを家族と過ごすためにいそいそと帰っていく。家に帰る道すがら、スクルージは借金の催促は忘れない。貧乏人は救貧院に入るか、死ぬか、勝手にしろ、そうすれば人口増加が抑えられるだろうなどと、彼は考えていた。スクルージは自宅のドアのノッカーを見て、驚いた。怪獣の頭をしたそのノッカーが人間の顔になり、恐ろしい声で「スクルージ」と言ったからだ。その声は7年前に真だ共同経営者マーレイ(アレック・ギネス)のものだった。やがて彼の目の前にマーレイの亡霊が現れ、今夜3人のクリスマスの亡霊--過去、現在、未来の亡霊が訪れるが、3番目の亡霊こそお前の唯一の救いとなろう、と言って姿を消した。夢に違いない! 彼はそう思った。しかし時計が1時を打った時、予言通り、過去の亡霊(エディス・エバンス)が現れ、彼を過去へ誘った。恋人イザベラ(スザンヌ・ニーブ)との楽しい日々。愛しながら別れた追憶の青春をスクルージは悔やんだ。気がつくとベッドの上だった。幻覚かも知れない--時計が2時を打ったら現在の亡霊(ケネス・モア)のお出ましだ。貧しいながらも幸福そうなクラチット一家の団欒風景。彼らが自分のために祝ってくれるのを見てスクルージの良心が疼いた。“チビ”のティム(リッキー・ボーモン)が重い病を患っているのが哀れであった。スクルージは人間の善意について考えた。目が醒めると3時だった。未来の亡霊(パディ・ストーン)は黙ったままでスクルージを事務所へ連れていった。事務所の前では大勢の人間が嬉しげに騒いでいた。彼も一緒に騒いでいたが、それはある人間の死を喜んでいたのであった。それは誰か? スクルージだったのだ。3番目の亡霊は死神だった。死の世界で彼は泣き叫んだ。誰も助けに来てくれない--。あたりを見廻すともとのベッドにいた。もう夢や幻とは思わなかった。イブはまだ終わっていなかった。家を飛び出し、七面鳥を買い、回転木馬を用意してクラチット家へ行き、ボブには休暇を十分与え給料も上げた。町の人々へたくさんのプレゼントを用意したスクルージの姿は満足そのものだった。喜びと悲しみを分かち合う素晴らしさに満ちた姿であった。...

キャスト

作品データ

原題 Scrooge
製作年 1970年
製作国 アメリカ
配給 東和

提供:株式会社キネマ旬報社

受賞歴

第43回 アカデミー賞(1971年)

ノミネート
歌曲賞 レスリー・ブリッカス イアン・フレイザー ハーバート・スペンサー
衣装デザイン賞 マーガレット・ファース
美術賞  
主題歌賞 “Thank You Very Much”

第28回 ゴールデングローブ賞(1971年)

受賞
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) アルバート・フィニー
ノミネート
最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀脚本賞 レスリー・ブリッカス
最優秀作曲賞 レスリー・ブリッカス
最優秀主題歌賞 “Thank You Very Much”

映画レビュー

平均評価
4.1 4.1 (全2件)
  • ニヤニヤが止まらない 人生において何を大事にするべきかを教えてくれる映画だと思います。 貧困にある市民が幸せそうにクリスマスを祝うシーンがありましたが、 実際に昔は労働者の貧困が深刻であったのかなと思いました。 それ... ...続きを読む

    ふ さん  2015年1月25日  評価:5.0
    このレビューに共感した/0人
  • 原作を見事に映画化 最高の作品 名作:クリスマス・キャロル(チャールズ・ディケンズ著)の映画化は数多くされているがこの作品以上のものはないだろう。 原作の語りかけたものは言葉にすると 映画としては感動を伝えにくくなる。 直接語... ...続きを読む

    seisinsei seisinseiさん  2013年12月29日  評価:5.0
    このレビューに共感した/0人
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