草の上の月

劇場公開日:

解説

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「コナン・ザ・グレート」(82)など映画化作品でも知られる『コナン』シリーズなどパルプマガジンのヒーロー物を著した冒険作家ロバート・E・ハワード(1906~38)の知られざる恋を描いたラヴ・ロマンス。彼の晩年交際したノーヴェリン・プライス・エリスの自叙伝を映画化。監督は「ザ・デッド」(製作総指揮)などで知られる製作者のダン・アイルランド。脚本はマイケル・スコット・マイヤーズ。撮影は「赤い薔薇ソースの伝説」のクラウディオ・ローシャ。音楽は「ザ・ロック」のハンス・ヅィマー。出演は「ザ・エージェント」のレネー・ゼルウィガー、「メン・イン・ブラック」のヴィンセント・ドノフリオほか。

1996年製作/112分/アメリカ
原題:The Whole Wide World
配給:ケイエスエス
劇場公開日:1998年3月28日

ストーリー

1933年、テキサス州の田舎町ブラウンウッド。小説家志望の女性教師ノーヴェリン・プライス(レネー・ゼルウィガー)は冒険作家のロバート・E・ハワード(ヴィンセント・ドノフリオ)と知り合う。偏屈ではあるが想像力みなぎるロマンティストのロバート。彼と親しくなったノーヴェリンはロバートが病身の母親に過度な愛情を抱きすぎていることに気づくが、そんな彼にも彼女との出会いで変化が訪れた。しかし、母親の症状が重くなって、ふたりの関係も気まずくなる。ノーヴェリンは本格的に教師になるためルイジアナに行くことを決め、ロバートに別れを告げた。ロバートはしばらくして母親の死の直後に自殺した。ノーヴェリンはその後教師生活に身を挺し、76歳で引退後、自叙伝『One Who Walked Alone(ひとりで歩む者)』を出版、ロバートの思い出に捧げた。

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