恐竜伝説ベイビー

劇場公開日:

解説

現代を舞台に恐竜探索に乗り出す若い夫婦を描く。製作はジョナサン・タプリン、エグゼクティヴ・プロデューサーは、ロジャー・スポティスウッド、監督はB・W・L・ノートン、脚本はクリフォード&エレン・グリーン、撮影はジョン・オルコット、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はウィリアム・カット、ショーン・ヤングほか。

1983年製作/アメリカ
原題:Baby: The Greatest Adventure Ever Born
配給:東宝東和
劇場公開日:1986年3月15日

ストーリー

ジョージ(ウィリアム・カット)は、アメリカの敏腕スポーツ記者、妻のスーザン(ショーン・ヤング)は、新進気鋭の古生物学者。中世代に生存した生物の研究調査隊に加わったスーザンと共に、ジョージは休暇をとって、アフリカの旅に出た。古生物の調査に没頭する妻にひきかえ、ジョージは退屈気味。そんな彼にアメリカのボスから国際電話がかかり、至急帰国するようにとの命令。明日帰国という時、貴重な情報が飛びこんでくる。奥地のジャングルに恐竜が生存しているらしいというのだ。スーザンともう1人、興味を示した男がいた。調査隊の隊長エリック博士(パトリック・マクグーハン)だ。ジョージの就寝中にひとり恐竜を探しに出発したスーザンを追いかけて、クビを覚悟で奥地に向かうジヨージ。やっと彼女に追いついたジョージだが、彼の説得も及ばずスーザンは探険を敢行。仕方なしに、共にジャングルに足を踏み入れる彼。しかし、2人を待っていたのは恐竜ならぬ原住民であった。彼らは思ったほど野蛮ではなく、2人は次第に酋長の信頼を得ていく。彼らの協力で、ジョージとスーザンは、とうとう恐竜の親子を発見。しっかり写真におさめ、このトピックスに喜び合う2人。同じ頃、近代兵器で武装した軍隊を引きつれたエリック博士がやって来て、恐竜を見つけてしまう。彼は野望のために生け捕りにしようと恐竜の親をつかまえてしまう。体長3メートルほどの恐竜のベイビーは、巧みにエリック博士の目から逃れて、ジョージとスーザンの所に、保護を求めるかのようにやって来た。母性本能に目ざめたスーザンは、ベイビーを我が子のように可愛がり、ベイビーをエリック博士から守ろうと決意する。ジョージとスーザンvs.エリック博士の攻防戦が始まった、そこへ母恐竜がベイビーを助けにやって来た。母恐竜の活躍で、無事恐竜親子は、安住の地へ帰ることができるのだった。

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