貴婦人たちお幸せに

劇場公開日:

解説

エミール・ゾラの小説を「裁きは終わりぬ」のアンドレ・カイヤット監督が映画化した社会派ドラマ。一九三〇年にジュリアン・デュビビエ監督によって映画化されたもののリメイク版である。脚本はカイヤットとアンリ・アンドレ・ルグラン。撮影はアルマン・ティラール。音楽はルイ・セドラ。美術はアンドレ・アンドレイエフが担当。出演はミシェル・シモン、アルベール・プレジャン、ブランシェット・ブリュノワ、シュジ・プリムら。

1943年製作/フランス
原題:Au Bonheur des Dames
配給:シネカノン
劇場公開日:1993年5月29日

ストーリー

一九世紀末のパリ。“貴婦人たちの幸福”という看板を掲げて登場した百貨店は、豊富な品揃えと値段の安さで多くの女性を魅きつけた。より一層の業務拡張を目指す経営者ムレ(アルベール・プレジャン)にとって地元商店は邪魔でたまらない。伝統的なラシャ生地店を守り続けるボーデュ(ミシェル・シモン)はムレと対立関係にあった。ある日ボーデュの姪ドニーズ(ブランシェット・ブリュノワ)が田舎から出てきて百貨店で働き始めた。ムレは仕事熱心な彼女に心引かれるが、彼のパトロンであるデフォルジュ夫人(シュジ・プリム)はそれをやっかみ、彼女を首にするよう言いつける。が失敗、今度はムレにとって目の上のコブ的存在のボージェに相談を持ちかけるが、結果的にボージェの店は破産を迎えることになってしまう。一方、百貨店が催した舞踏会で、ムレはドニーズにプロポーズ、同じ頃ボーデュは、馬車の下敷きになって悲惨な最期を遂げるのだった。

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