奇蹟の輝き

劇場公開日:

解説

あえなくも地獄に落とされた愛する妻を救うべく天国を抜け出した男の冒険をSFXを駆使した驚異の映像で綴ったファンタジー。「ヘルハウス」「ある日どこかで」で知られる作家リチャード・マシスンの同名小説(創元推理文庫刊)の映画化で、監督には「心の地図」のヴィンセント・ウォードがあたった。脚本は「レインマン」「ベスト・フレンズ・ウェディング」のロン・バスが担当。製作はスティーヴン・サイモン、バーネット・デイン。製作総指揮はバスと、テッド・フィールド、スコット・クループ、エリカ・ヒギンズ。撮影は「心の地図」「鳩の翼」のエドゥアルド・セラ。音楽は「リーサル・ウェポン4」のマイケル・ケイメン。美術は「恋の闇 愛の光」のイウジニオ・ザネッティ。編集は「インデペンデンス・デイ」のデイヴィッド・ブレナー、メイシー・ホイ。衣裳は「リチャードを探して」のイヴォンヌ・ブレイク。SFXはジョエル・ハイネックとニコラス・ブルックスのヴィジュアル・エフェクツ監修の元、視覚効果デザインをPOPフィルムが担当。出演は「フラバー」のロビン・ウィリアムス、「リトル・シティ 恋人たちの選択」のアナベラ・シオラ、「恋愛小説家」のキューバ・グッディング・Jr.、「第七の封印」「ジャッジ・ドレッド」の老優マックス・フォン・シドー、「エンド・オブ・バイオレンス」のロザリンド・チャオ、「マンハッタン花物語」のジェシカ・ブルックス・グラント、本作がデビューとなるジョッシュ・パドックほか。

1998年製作/114分/アメリカ
原題:What Dreams May Come
配給:日本ヘラルド映画配給(松竹提供)
劇場公開日:1999年6月5日

ストーリー

医師のクリス(ロビン・ウィリアムス)は愛する妻アニー(アナベラ・シオラ)と二人の子供イアン(ジョッシュ・パドック)とマリー(ジェシカ・ブルックス・グラント)に恵まれて、幸せな日々を送っていたが、ある日不慮の事故で子供たちを失い、悲しみに沈む。ほどなく、彼自身も事故で命を落とし、天国へと召された。かつての恩師アルバート教授(キューバ・グッディング・Jr.)と出会い、彼に導かれてロマンティックな天国で歓喜に浸るクリスだったが、地上では子供と夫に先立たれたアニーが悲しみのあまり自殺してしまった。自殺した者は地獄へと落とされてしまう。これを知ってショックを受けた彼はアニーを救うために天国を出て地獄へと旅立つ決心をする。アルバートは彼を死後の世界の道案内人トラッカー(マックス・フォン・シド)の元へ連れて行く。案内人はクリスにアニーはクリスに会っても彼が誰か分からないだろうと告げるが、クリスの決意は固い。クリスは地獄の世界でアニーを探し求め、ついに彼女を見つけるが、アニーはやはり彼が誰か分からなかった。だが、アニーを思うクリスの愛が奇蹟をもたらすのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第71回 アカデミー賞(1999年)

受賞

視覚効果賞  

ノミネート

美術賞  
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フォトギャラリー

映画レビュー

2.03分経ったら意識を失う

2019年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 子供を亡くして悲惨な夫婦の愛の世界。それもつかの間、本人も死んでしまう。幻想的な油絵の世界には黒人青年アルベルトが案内してくれるのだが、実は姿を変えた息子だった。本人の口からは自分の正体を告げられないという設定は日本のコミックなんかにもよくある話だなぁ。

 そんなことより、「3分経ったら意識を失う」という台詞に思わずうなずいてしまうほど眠くなる映画だった。人間死んでしまったらお終いなのに、どうしてココまで引っ張るのか意味がわからない。大切な人を思い出すというプロットは納得しましたけど、夢の家でも妹が出てこないし、ラストの映像もリーインカーネションなのか思い出なのかがはっきりしない。あとは想像してくれと美しさだけで押し切られたようだ・・・

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kossy

5.0映像がすごい!

2016年6月6日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

絵画の中にいる感じが、素晴らしい!と思います。(大好きなロビン・ウィリアムズが亡くなった。追悼の意味を込めて、ロビンの作品を観る[購入])

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海(カイ)

3.0映像美

2015年5月4日
iPhoneアプリから投稿
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ジョニーデブ

4.5奇蹟の繋がり

2015年3月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

幸せ

ソウルメイト
そう思える人に出会えたならそれがどんな形であれ最高の人生だと思う
今世では無理でも来世で必ず出逢うと確信が持てるから
だから今世を力一杯生きる事が出来る
何度でも繰り返して必ず見つける、それだけで幸せだ

一昨日『ガープの世界』を見た
あの映画とこの映画は繋がっているのかなと思ってしまう、そしてどんどん繋がってロビン本人のストーリーになっているような気がします。
なぜかここ最近彼の作品ばかりを見ています
もう、1年分の涙を流したかもしれません

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