家族生活

劇場公開日:

解説

父と娘とが旅を通してお互いの愛を獲得するまでを描くロード・ムービー。製作はシャルル・ブラバンとジャン・フランソワ・ルプティ、監督・脚本は「イザベルの誘惑」のジャック・ドワイヨン、共同脚本はジャン・フランソワ・ゴイエ、撮影はミシェル・カーレとジャック・モンジュが担当。出演はサミー・フレー、マーラ・ゴイエほか。

1984年製作/フランス
原題:La Vie de famille
配給:にっかつ
劇場公開日:1990年7月13日

ストーリー

エマニュエル(サミー・フレー)は妻のマーラ(ジュリエット・ベルト)と剃刀の所在をめぐって口論となる。二人の争いに娘のナターシャ(ジュリエット・ビノシュ)はヒステリーを起こし、家を飛び出してしまう。エマニュエルはそんなことには構わず、毎週一度会う約束になっている前妻リリ(アンナ・ウォーレ)の所へと向う。娘のエリーズ(マーラ・ゴイエ)はリリが恋人と喧嘩した為、友達の家に遊びに行ってしまっていた。エマニュエルはエリーズを迎えに行くがつれなくされる。そこで車の旅に出ることを提案する。一先、二人は休日の学校に忍び込んで、辞書などを盗み出す。その後、家に戻り、まだ帰らぬナターシャを連れ戻すことをマーラに約束してから再び車に乗って出掛ける。男友達のところにいたナターシャの気をなんとか沈めさせて、彼女を駅まで送る。旅をしながら二人ばビデオカメラで映画を撮る。“地の果てへ父を探しに行く物語”を撮り終えるべくマドリッドのプラド美術館に赴くが、生憎休館となっていた。その夜、エマニュエルはエリーズをビデオカメラに向かわせて思いのままを語らせようとする。エリーズは始め、拒否するが次第に語り出す。エマニュエルはエリーズの言葉を聞いて二人はお互いのことを理解するようになる。

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