鏡の向う側

劇場公開日:

解説

アルベルト・モラヴィアの『関心』が原作の本作品は、禁じられた愛と家族の崩壊、ショッキングな性の苦悩を描いた人間心理ドラマ。製作はフランチェスコ・カサッティ、セルジオ・マルティネリ、監督はジョヴァンニ・ソルダティ、脚本はロドルフォ・ソネゴ、レオーネ・コロッナ、ジョヴァンニ・ソルダティ、撮影はシルヴァーノ・イッポリティ、音楽はピノ・ドナジオが担当。出演は「炎のランナー」のベン・クロス、ステファニア・サンドレッリほか。

1987年製作/イタリア
原題:The Lie
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1988年5月21日

ストーリー

小説家兼ジャーナリストのアルベルト(ベン・クロス)は、高級ブティックの経営者の妻リヴィア(ステファニア・サンドレッリ)ともう何年も寝室を別にしていた。ひとり娘のモニカ(アマンダ・サンドレッリ)は妖精のように美しいが、時折小悪魔的な表情を見せる。夫をつなぎとめたいリヴィアは、自分の店で働く若い娘たちを抱かせ、ベッドに面した鏡(マジックミラー)を通して夫の姿をのぞくのだった。そのうち実の娘を愛してしまった夫を知り、ある日くちづけをしているふたりを目撃してしまった。泣きながら飛び出した彼女を追ったアルベルトは、しばらくしてリヴィアが交通事枚で死んだとの連絡を受けた。後悔という言葉ではいいあらわせないものを胸に現場で立ちつくし、涙を流すばかりであった。

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