劇場公開日 1968年2月24日

「俺達に明日はないモノの原点!」俺たちに明日はない lotis1040さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0俺達に明日はないモノの原点!

2013年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

楽しい

興奮

言わずとしれたアメリカンニューシネマの傑作である。

何回見ても面白い。

これ以降、俺達に明日はないのような男女のギャングモノがでてくるが、これを私は俺達に明日はないモノと呼んでいる。
俺達に明日はないモノは、男女がコンビを組んでワルさをして愛に生きながら最後は凄絶な死を遂げるみたいなヤツだ。
悪い連中なのになぜかとてもスッキリする。
こんなに素晴らしい悪人がいるものだろうか。
そんな風に思ったのを覚えている。

ウォーレン・ビーティとフェイ・ダナウェイだっけ?
実に清々しい若者だった。
若者がどういう風に生きるべきなのかという事をいかにもアメリカらしく描いた作品だと思った。
最後のシーンで出てくるのは途中で出会ったジーン・ハックマンだったと思うのだが、その老け役がまたよかった。

最初に見たのはNHKのテレビだったろう。
それから、DVDで数回見たのを覚えている。

lotis1040