男の城

劇場公開日:

解説

「赤いベレー」のアーヴィング・アレンとアルバート・R・ブロッコリが英国で製作した1954年作品。「赤いベレー」のアレック・コッペルの脚本を「零号の作戦」のテイ・ガーネットが監督した。テクニカラー撮影は「赤いベレー」のジョン・ウィルコックス、音楽は「2つの世界の男」のジョン・アディソンである。「赤い山」のアラン・ラッドと「海賊船長」のパトリシア・メディナが共演し、ほか「反逆」のアンドレ・モレル、ハリー・アンドリューズ、ピーター・カッシングら。

1954年製作/85分/アメリカ
原題:The Black Knight
配給:コロムビア映画支社
劇場公開日:1955年1月2日

ストーリー

イングランド地方にあるヨーニル城が海賊ヴァイキングスの1団 に襲われ、ヨーニル伯とその娘リネット(パトリシア・メディナ)は辛じて難を逃れた。城にいた平民の男ジョン(アラン・ラッド)は賊を追ってアーサー王の居城キャメロット城に入り、騎士になって主人の仇を討ちたいと王に告白した。ヴァイキングス一味の正体はパラミデス卿とマーク王の手下の1団で、ひそかにアーサー王及びキリスト教団の転覆を狙っていた。ジョンはやがて黒騎士と称して武者修業に出た。ある修道院でジョンはリネットに会ったが、そのときヴァイキングス一味が襲来し、リネットと僧院長は捕らえられた。ジョンは逃れてキャメロット城に危急を告げ踵を返してヴァイキングス一味を追って2人を奪還した。リネットはこのとき黒騎士がジョンであることを知った。パラミデス卿はアーサー王に黒騎士が城を狙っているとざん言した。そのためジョンは捕らえられたが、リネットの手引きで脱獄し、マーク王の居城を襲って彼をキャメロット城に連行した。キャメロットでパラミデスは就寝中のアーサー王を刺したが、ベッドのなかには縛られたマーク王がいた。これはもちろんジョンの策だった。そしてパラミデスはジョンの刃に倒され、平和がよみがえった。ジョンとリネットは結ばれた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る