劇場公開日 1994年9月3日

男が女を愛する時のレビュー・感想・評価

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3.0 普通の夫婦・家族ドラマであるのに画面に惹き付けられるのは、やはり...

2021年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 普通の夫婦・家族ドラマであるのに画面に惹き付けられるのは、やはりメグ・ライアンのアルコール依存症の演技が上手いからであろう。子役の女の子もいい演技だ。普通の男ならば妻の失態に呆れ返り、そのまま離婚の危機になりそうな設定だが、前半は献身的なまでのガルシアの愛情が感じられた。

 しかし、後半は愛情表現も失速気味。ゲイリー(フィリップ・シーモア・ホフマン)が現われたからだが、妻の浮気を少しでも疑ってしまうという微妙に揺れ動く心理の演技が苦手なのかもしれない。また、夫に慰められるとか一緒に努力しようとする夫を拒み、孤独でいたがる心も上手く伝わらなかった(単なるわがままという評価も多い)。「心の暴力」なんて難しい演技ですよね。

 この映画って、自分の愛情が伝わらなくても、また、妻がわがままであってもとことん愛し続けるってことの教訓のような映画ととらえれば、充分納得ができます。ただ、本当のパパじゃないって事実を何故こんな終盤に・・・

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kossy

3.0今ならバッドエンド

2020年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

九十年代だからこそのハッピーエンド、アル中って題材があるにしても、基本的には男女である夫婦の物語、その関係性が難しい。

愛することよりも理解することの重要性、相手が何を求めているのか、時には独りよがりな虚しい思い。

夫婦間の問題をシビアに描けている、最近だと「マリッジ・ストーリー」や「ブルーバレンタイン」の先駆的作品とも?序盤はアンディ・ガルシアがマフィアとか危険な男にしか見えない風貌で、徐々に良い父親であり旦那でもある、彼の何が悪いんだぁ?と感情移入してしまう役柄がたまらない。

依存症の問題がありながらも、シンプルに男女の関係性の難しさ、修復するための行動など、普通に過ごす夫婦やカップルにも共感出来る事柄が詰まっている作品だと思う。

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万年 東一

5.030分でガッツリアル中のメグライアン

2017年7月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

オープニングからWhen a Man Loves a Woman。改めて見直すとエンディングではなくオープニングでないとしっくりこないと納得。
オープニングからぶっ飛んでるメグライアン。同じくだりで〆る感じ好き。
35分で矯正施設に。
デンバーに越すと決めた後のマイケルとジェスのくだりで涙。
Fシーモアホフマンがマットでイモンにみえるくらい痩せてる。
アル中本人だけでなく家族の会の必要性も分かる。
たばこよりアルコールの方が深刻な依存性があるってことね

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消されるので公開しない

4.0映画自体は普通に見たら、★2.5くらいだけど、内容とか社会的な面か...

2016年12月20日
iPhoneアプリから投稿

映画自体は普通に見たら、★2.5くらいだけど、内容とか社会的な面から見て、プラス★1.5。
ラブコメの女王メグ・ライアンが出てる作品だから、きっと楽しーいやつだと思ったら、個人的には、かなりヘビーな内容だと思った。
一つの家庭を切り取ってみると、一見幸せそうなのに、妻にも夫にもその子どもたちにもそれぞれの悩みがあり、幸せだからと言って、相手が同じように思っているかは分からない。みんな一緒にいるけど、どこかしら孤独や悲壮感に苛まれているかもしれない。
作品は、それぞれに気持ちが向いてしまって、見ているほうは感情の焦点が合わない。ちょっと疲れてしまった。でもすごく考えさせられた。
終始、アンディ・ガルシアのあの目で見つめられたかった。

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Miwako

3.5依存症の怖さを知っている人はどうぞ

2013年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 65
音楽: 60

 コメディ役が多いメグ・ライアンがアルコール依存症に苦しむ妻を、犯罪物映画に登場する印象が強いアンディ・ガルシアが愛情あふれる良き夫を演じる。真面目な家族愛の話。

 家族を大切にする有能な夫だが、それゆえに妻は自分の居場所をなくして酒に溺れるようになる。家族みんなが苦しみそれ故に感情を制御できずに爆発させながらもがいていく。それでもみんなが本当は暖かい愛情を心の底に持っていて、なんとか心のつながりを再発見しようとする。

 それはわかるのですが、私はあまりこの作品にはまれませんでした。夫が有能であるために妻の判断をないがしろにされたり仕事で留守がちで寂しいから、妻は酒に溺れたということになっている。
 でもこれよりもっとひどい家庭などいくらでもあるのに、むしろ相当に成功した幸せな家庭なのに酒にはまるというのがいい訳じみて感じる。この程度で酒に溺れるのが正当化されるのならば、世の中の人は殆どそうなるのでは。そんなわけであまり妻に同情が出来ない。本当は妻は精神的に弱くて元々酒乱気味だったのに、それを映画では綺麗に見せかけているだけなのではないか。だから妻が一方的に悪者に見えてしまった。

 アルコール依存症はそういう良い悪いではないのだろうし、依存症との闘いが重要なのだとは思う。多分私が個人的にちょっとしたささいなことで酒に逃げるような弱い人が好きではないから、この映画にはまることがなかったのだろう。そういうことに抵抗がない人や酒の怖さを知っている人にはもっとこの映画に感情移入できるのではないでしょうか。変に妻を良く見せようとせず、馬鹿で弱いから酒に溺れそれを克服するために家族の支えと共に努力したことを主題にしていれば、私としては感想はかなり違ったと思います。

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Cape God