劇場公開日 1999年8月14日

「キャサリン・ゼタ・ジョーンズの売出宣伝用映画」エントラップメント Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5キャサリン・ゼタ・ジョーンズの売出宣伝用映画

2016年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )

 やたらとキャサリン・ゼタ=ジョーンズの魅力を前面に押し出した娯楽恋愛活劇。彼女の魅力を見せるための場面がたくさん用意されていて、宣伝も兼ねているように思える。特にレーザー光線に見立てた赤い糸の間を、しなやかに細身の美しい体を動かす場面は見所。でもその辺りが色々とくどくてやりすぎ感はあるが、初めて観た時には彼女の存在がとりあえず印象付けられた。オードリー・ヘプバーンの昔の映画を現代的にしたような感じも受ける。
 相手役のショーン・コネリーは役柄としては合っていたが、年をとりすぎて派手な活劇と恋愛が最早似合わない。あと30歳若ければといったところ。
 物語はルパン三世的な漫画っぽいものでありたいしたものではないが、娯楽として割り切ればそれなり。

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Cape God