見たい度推移(赤線は公開日)


アカデミー賞で作品賞を始め6部門にノミネート。「女盗賊プーラン」で国際的に注目されたインド人監督S・カプールが、生涯独身を通し、“ヴァージン・クイーン”と呼ばれたエリザベス一世の若き日を描く傑作だ。新教と旧教の対立が激化する16世紀のイングランド。私生児として生まれたエリザベスは、義姉の死後、25歳で女王の座につく。旧教徒派が女王失脚を画策する中、彼女は国教を新教に統一、毅然とした態度で国を統一していく。多くの敵に囲まれた死と隣り合わせの中で女王として威厳を保ち続ける一方、彼女は主馬頭のロバート・ダドリーとの愛を深めていくのだが……。裏切りと陰謀、恋と野望が交錯するドラマを、力強くかつスピーディーに描く手際のよい演出が光る。運命にほんろうされながら国民の偶像となる決意をする主人公を、C・ブランシェットが冷たい美しさの中に風格を漂わせて熱演。

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