劇場公開日 1997年11月29日

「戦う大統領、ハリソン!」エアフォース・ワン 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0戦う大統領、ハリソン!

2018年2月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、CS/BS/ケーブル、映画館

楽しい

興奮

思い出しレビュー10本目。
『エアフォース・ワン』

大統領専用機“エアフォース・ワン”がハイジャックされた!
助かったのは、大統領ただ一人。単身、ハイジャックしたテロ一味に立ち向かう…!

何が面白いって、やっぱり戦う大統領!
映画に登場する大統領って、ホワイトハウスで命令するだけだが、こちらは自分が何とかしなきゃならない。
特別戦いのスキルを身に付けてる訳でもなく、傷付きながら戦う姿に熱くなる。
これがトランプだったら応援はしないけど。

誰が演じるかで魅力が大きく変わる。
ついにハリソン・フォードが大統領に!
日曜大工の仕事で食い繋ぎながら遅咲き、宇宙の運び屋や冒険家を経ての、大出世!
ヒロイックなハリソンの魅力が戦う大統領にベストマッチ!
人間味も溢れ、ベタだが、こんな大統領居たらなぁ…と、つい思ってしまう。
テロリストのリーダー、ゲーリー・オールドマンもさすがの巧演。

ジェリー・ゴールドスミスのダイナミックで緊迫感溢れる音楽と共に、ハイジャックされて離陸か否かの序盤だけでもうハラハラ。
ハイジャック犯に見付からず、息を殺し身を潜め、人質にされた閣僚を救出しようとする展開は目を離せない。
肉弾戦、墜落するエアフォース・ワンからの脱出…。
アメリカ万歳臭は否めないが、ウォルフガング・ペーターゼンの演出も快調で、これぞエンターテイメント!

ただ、墜落したエアフォース・ワンの残念過ぎるCGだけは頂けなかった…。

近大