嘘の心

劇場公開日:

解説

少女殺人事件に巻き込まれた夫婦のあやうい感情の相克を描く心理サスペンス。監督は「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」のクロード・シャブロル。脚本・台詞は「ふくろうの叫び」のオディル・バルスキとシャブロル。製作のマラン・カルミッツ以下、音楽のマチュー・シャブロル、編集のモニク・ファルデュリス、衣裳のコリンヌ・ジョリーらシャブロルの常連スタッフが集結。撮影は「奇蹟の輝き」のエドゥアルド・セラ。出演は「レ・ミゼラブル」のジャック・ガンブラン、「沈黙の女」のサンドリーヌ・ボネール、「愛する者よ、列車に乗れ」のヴァレリア・ブルーニ=テデスキほか。

1999年製作/112分/フランス
原題:Au coeur du mensonge
配給:セテラ
劇場公開日:2000年1月22日

ストーリー

ブルターニュ。画家ルネ(ジャック・ガンブラン)と看護婦ヴィヴィアンヌ(サンドリーヌ・ボネール)の夫婦は田舎町で暮らしていたが、ある日ルネの絵画教室に通うエロディという10歳の少女が強姦された絞殺死体で発見された。彼女がレッスン直後に殺されたことから、若き女警部ルサージュ(ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ)はルネを容疑者と見なし、付近の住人らも彼に疑惑の目を向ける。孤軍奮闘していたヴィヴィアンヌはそんななか、人気作家のデモと知り合い、夫に背を向け、快活な彼と親密な関係に陥る。ふと知った妻の嘘から彼女の不貞を疑い、苦しむルネだったが、そんな折り第2の殺人が起こる。ルサージュは地元の住人に証言を求め、事態はますます混迷の度合いを増す。やがて事件の全貌が明るみにされるが、疑心暗鬼に陥った夫婦の間に横たわった闇は消えないのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0嘘をつく心、それをめぐる物語

2008年5月27日

知的

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瑠璃子
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