ウォーターワールドのレビュー・感想・評価

ケビンコスナーライド

今作の世界が平面である場合、世界の中心が北であり外側が全て南側であるため南極の氷の壁の向こう側に、もっと広大な海と陸がある。タバコや缶詰め、燃料などの入手経路は秘密にされている。密かに海底にトンネルがあるかもしれないし、方位磁石では辿り着けない秘密のルートがあるかもしれない。
海底世界と地底世界、そしてはるか彼方の陸上世界。その知られざる世界において行われている人体実験の犠牲者でもある主人公。
．．．以上が私の考察です。

やたらと長いが、あまり引き込まれなかった作品。

世界が水没しているので誰も地上に降りたことがなく、土が貴重品。
そんな中で幻の大地を探すという流れ。

意外と面白かった、｢陸地は無いのに銃器や火薬は豊富にあるんだな｣とか｢タバコの在庫どんだけあるの｣等、ツッコミどころ満載だし、チョイと長すぎ。
たぶんあーだこーだと右往左往してブレたんでしょう。
ケビンが特に言ってそう。
とにかくセットがすごい、｢基本的に水の上｣という平面的な世界の中で、よくぞここまで見せられたなと思った。ケビン・コスナーの船カッコイイし。けど中盤までのケビン・コスナーはクズ野郎です

思ったより楽しめた。しかし所詮設定が二番煎じ。もう少し設定のオリジナリティが必要。

『マッドマックス』と何となく比べてしまう。そうするとなんだかね。スピード感も派手さも劣るかなあ。海洋アドベンチャーの良さを出しきれていない感じ。例えばサメとかイルカとか。デニスホッパーもちょっといかされていない演出だったな。
アトラクションの方が迫力あったか？

ユニバーサルスタジオで知ってみる人も多いはず。
ただ単刀直入に言うと、展開がありきたりで普通かなと。比較的古い映画なのでもしかしたら見る時代が遅すぎたのか？

おそらく温暖化の海面上昇設定は上映当時は面白いと思うが、今となってはありきたり。
主人公の後半の感情移入もありきたり。

あくまで個人の意見として。

海版マッドマックス。まあ悪くはない（笑）
なんたって水上・水中アクションがカッコいい。その分話は今一つ。主人公は進化した人間？ガキは何者？
ケビン・コスナーの絶頂期、ファンでなくてもまあ、楽しめます（笑笑）

すべての陸地が海に沈んでしまった未来世界を舞台に、幻の大地「ドライランド」の秘密を握る少女をめぐり、さすらいの一匹狼・マリナーと海賊集団「スモーカーズ」が火花を散らすディストピア・アクション。

主人公であるマリナーを演じるのは『アンタッチャブル』『パーフェクト ワールド』の、レジェンド俳優ケビン・コスナー。なお、コスナーは製作も担当している。
「スモーカーズ」の水上機パイロットを演じるのは、『ネバーエンディング・ストーリー3』のジャック・ブラック。

製作費1億7,500万ドル。
史上最高額(1995年当時)の製作費が投じられたSF超大作である。

…………。
いやこれ、『マッドマックス』やないかーーいっ💦
世界観といい主人公の性格といい、もうそのまんま『マッドマックス2』です。
低予算ならまだしも、超大資本を投じて作るような映画かこれ！？

とはいえ、莫大なお金が掛かっているだけあって、ルックは最高にゴージャス✨
大海原をジェットスキーや水上機がプァーっと疾走しているのを観るだけで、「おぉ、なんか良いもん観たぁ…」という気持ちになってくるから不思議。

巨匠ジェームズ・ニュートン・ハワードの作ったフィルム・スコアも最高っ！！
メインテーマを聞くと冒険の予感にワクワクしてきちゃう♪♫♩

悪役の造形も良い👍
「スモーカーズ」のリーダー、ディーコンは映画史に残る名悪役🏴‍☠️
一見暴君に見えるけど、割とちゃんと市民を統治している。組織のトップでありながら、徹底した現場主義者。
お茶目な面も持ち合わせた、非常にチャーミングなオッさんである。…
まぁこのオッさんが狂言回し的なキャラクターである為、映画全体のシリアス度がガクッと下がってしまっているのもまた事実なのですが…。それを良しとするか悪しとするのかは、観た人の好みで分かれるかも。

どう考えても「スモーカーズ」に所属した方が、小さい集落でコソコソ暮らすより楽しそう。
何故世紀末のザコたちは、みんなヒャーハーしてしまうのだろうか…。

ルックも音楽も素晴らしく、そこそこ楽しい映画ではあるが、やはり物語がチンタラしすぎ🌀
前半30分くらい、スモーカーズの襲来まではスピーディーかつエキサイティングな展開で、「この映画超面白いじゃん！！」と思ったものなのだが…😅

スモーカーズから逃げ切った後は、マックス以上に人格が破綻している魚人のオッサンと、やることなすこと裏目に出る女っ気要員のためだけにいるヒロインと、口が減らない小憎らしいガキンチョとの珍道中を観させられることになる。
この3人の食い合わせが悪く、全然物語がドライブしていかないのです。
『マッドマックス2』のジャイロ・キャプテンのような剽軽者か、『怒りのデス・ロード』のフュリオサのような勇猛な女戦士がいればまだバランスが取れたのかも知れないが…。
もしくはヒロイン枠を廃止して、マリナーとガキンチョの2人旅にするとかね。
とにかく、このメイン3人の冒険が全然楽しそうじゃないのが本作のネックである。

も一つ言わせてもらうなら、ロールプレイングゲームのような非常に魅力的な世界観であるにも拘らず、それを活かしきれておらずとにかく勿体無い。
例えば大海原に棲息するモンスター鮫。この鮫の登場には心が躍ったのだが、画面に映るのはほんの数秒だけ。すぐにマリナーたちのご飯になってしまった…。
せっかくディーコンが『ピーター・パン』のフック船長的なキャラなんだから、モンスター鮫をチクタクワニのようなポジションに据えて物語を展開すりゃ良かったのに。
そうすれば、モンスター・パニック要素も加わってもっと楽しい映画になったと思う。

特にクライマックスのバトルはもうちょいなんとかならんかったんかい…😭
序盤のウォーター・ショー的なド派手な戦いに比べ、終盤のバトルは明らかに工夫が足りていない。
爆発が多いので一見派手ではあるが、こっちは『ダイ・ハード』が観たいわけではないからねぇ…。

今ラブ・シーン必要か！？とか、マリナーとガキはいつの間にそんなに仲良くなったの？とか、タンカー爆破したけど、あの中には一般市民居なかったのかな…？とか、細かいところも色々気になる。

『マッドマックス2』×大海原というコンセプト自体はかなり面白くなりそうだったし、実際序盤はかなり面白かったのだが…。
うーん、色々と勿体無い作品だった。
これならUSJのアトラクションの方が面白いわね🌊

※やたらとトマトとかライム？とか、酸っぱいものを食べているマリナー。
これってビタミンCが足りなくなると「壊血病」っていう病気になるからなんすよね。大航海時代には大勢の船乗りがこの病に苦しんだんだとか…。
この知識、『ONE PIECE』読んで知ったんだよねー。ヨサクとジョニー再登場しないかな…。

大コケのイメージだったが令和の現代にUSJ繋がりで再確認すると誤解だった事が分かる。面白い作品。例えば小山力也で新録して海外ドラマ24みたいなイメージで日本語吹替版を新録すれば面白いと思う。

ケヴィンコスナー扮するミュータントのマリナーは、アメリカズカップ並みの機械式ヨットを操って1年半漂流してアトールに着いた。しかし危険だと判断され捕らえられた。荒くれ者姿のケヴィンコスナーを見るのは初めてだね。温暖化の影響でウォーターワールドになった地球と言う奇想天外な展開で、ちょっと作り込み過ぎたかな。でも後半盛り上がって来たね。

層制作費1億七千ドルというだけあって、スケールがとても大きい。映像やアクションを観てるだけでも楽くてアトラクションのような映画でした。
ケビン・コスナー、こういうSF映画の出演珍しいですね。

USJにあるということだけど、実際に映画は観たことがなかった。
温暖化によって陸地がなくなり海だけになった世界。
どっかんどっかん、ハンパない（笑）それも昔の良さでもあります。
世界観や設定はおもしろく、冒険的なアクションも楽しめました。

いい評判を聞いたことがなく、これまで観たこともなかったわけだが、観て納得した。
中身がスッカスカ。大作のつくり方している分そのギャップで総スカンを喰ったのだろう。

でも、個人的には退廃的でインダストリアルなセットやビジュアルコンセプト自体はおもしろいと思った。しかしそれも20年以上経った今観るからなんだろうな。。斬新に見えてしまう。

それにしても展開の印象が弱すぎる。ほんと何も残らない。

温暖化で陸地を失った未来。独り海を放浪する主人公が、陸地の秘密を知る少女を守り、スモーカーと闘う物語。

公開時に鑑賞し、低評価を下した作品です。
年齢を重ね、違う評価を感じることを期待しての鑑賞でしたが、ダメでした。
考えてみたら、初見時に「子供っぽい」と感じての低評価なのですから、年齢を重ねたらよりマイナスに感じて当然ですよね。

設定は面白いですし、セットも流石にしっかりとしています。
ただ、映画全体が「アトラクションの中」を感じさせ、それが「子供っぽい」印象を与えているのだと思います。
スモーカーをもっとシリアスに寄せる等すれば、大人でも鑑賞に堪える作品になったかもしれません。

製作費対比で大コケした作品のようですが、それが当然に思える残念な作品でした。

設定の粗は目をつぶるとして、映像は非常に頑張ってるが常に海上では絵図のバリエーションが少ないので飽きてくる。キャラもみんな暗めだし。ストーリーをもうちょいなんとかならなかったのか。

美術がかっこいい
少しスチームパンクっぽさもある
マリナーの乗ってる舟もおもしろい

ストーリーも敵を倒すまでがハラハラする展開で王道な冒険劇
でも終わりがあっさりドライランド見つけて、それぞれ別れて生きていくって、さらっと終わりすぎて違和感

なぜか昔ノベライズが家にあって
それを思い出しながら観たけど
あーそうだったなと思い出すだけで終わった。
聞いたことある音楽がこの映画のものだったと知ったのが一番のピーク。

海でのMAD MAX を目指したのだと思われますが、設定が甘くツッコミどころが多過ぎるのに加えて、致命的な事に、衣装を含め全体的に格好良くないんですよね(´∀｀；A

展開もオチまで含めてベタですし、ファンタジー風で、少し子供向けな感じもします。

ドライランドを探すのではなく、僅かなドライランドを奪い合うとかにして、もっとハードな感じにすれば面白くなったのではないかと思います。

服装に関しても中世の海賊をベースにした方が良かったような気がしますね。

お金もそれなりに掛かっているだろうだけに勿体無い作品ですね。

劇場公開時鑑賞。とはいうものの、セットが大破した時点でやめれば良かったのに、という出来。かっこいいのか悪いのか判断に迷う主役にもとまどう。ネタ自体は良かっただけに、なんかちょっと力の入れどころがズレてるような。
そもそも人気/内容とも無理目なのにゴリ押してくるのがね。