劇場公開日 2002年12月28日

ウエスト・サイド物語のレビュー・感想・評価

全53件中、1~20件目を表示

5.0バーンスタイン、素晴らしいっ❣️

2024年3月13日
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鑑賞方法:VOD

久しぶりに観たけど、やっぱ音楽が最高っ❣️
バーンスタイン、素晴らしいです😃

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タモン

4.0映画終活シリーズ

2024年3月10日
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1961年作品
アカデミー賞最優秀作品賞10部門受賞

長くて途中寝落ち仕掛けたけど、終わりに向かって食い入った
ミュージカル映画はストーリーが短絡で気軽に鑑賞出来るのがイイね

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あきちゃん

3.0名作と言われるのもわかる

2023年12月31日
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プライア

2.0名前は知っていたけど見たことなかったシリーズ

2023年8月18日
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悲しい

楽しい

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ぽん

4.5アメリカの分断(人種差別で引き裂かれる恋人たち)を描いた不朽のミュージカル映画

2022年7月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

1961年作のミュージカル映画です。
ブロードウェイで1957年から上演されているミュージカルを元にし、
またストーリーはご存知「ロミオとジュリエット」の現代版ですね。

ニューヨークのウエストサイド・マンハッタンが舞台。
シャーク団=プエルトリコ系アメリカ人少年の不良グループ。
ジェット団=ポーランド系アメリカ人少年の不良グループ。
2つのグループの対立が、縄張り争いから《決闘》になり、ナイフを持ち出した少年がいた事から
悲劇が起こります。
シャーク側のマリア(ナタリー・ウッド)と、
ジェット団側のトニー(リチャード・ベイマー)2人の燃え上がる恋の炎。
移民間の対立から祝福されない恋の悲劇。
2階の窓辺のマリア、外階段途中のトニーが歌う「トゥナイト」
最高に美しいシーンそして歌声です。

アカデミー賞10部門受賞との事ですが、素晴らしいです。
装置も舞台的ですし、撮影したショットは一枚一枚絵であり写真になります。
「トゥナイト」「アメリカ」「マンボ」「クール」「マリア」と、これだけヒットした名曲揃いなのも
驚きます。
作曲はレナード・バーンスタインですから、当たり前と言えば、当たり前(笑)
ダンスはジョージ・チャキリスですよ!!
本当にポジション取りの完璧な事。
今だに両手と片足を高く上げたスチール写真は鳥肌ものです。
完璧に美しいですね。
ナタリー・ウッドなどの歌はプロ歌手の吹き替えですが、
マリアの曲を歌ったマーニ・ニクソンの澄んだ伸びやかな歌唱。
彼女の声有ればこそ。
彼女の貢献は絶大です。
(日本語吹き替えのジョージ・チャキリスの声はなんと沢田研二。よく引き受けましたね)

今観ても最高のミュージカル映画。
スティーヴン・スピルバーグのリメイク版も評判が良いので早く観たいです。

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琥珀糖

4.5温故知新、楽しく見識が広がります

2022年4月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

難しい

その時代の、移民同士の抗争と恋愛を描いている。
時代背景から、力と力の戦いだったのか、けんかも絶えなかったんだろう。

人が交わるところに争いもあるだろうが、恋愛もある。
ラストシーンに、周りのみんなに銃口を向けて、争いをやめるように訴えていたが、まさに今にも通ずることだろう。
リメイク版を今作ったスピルバーグは、きな臭くなった世界に訴えたんだろう。

難しいテーマをミュージカル映画という形で、知ることができてよかった。

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かずじー

3.5オリジナルも面白かったぞ

2022年2月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

スピルバーグ版を観て、改めてDVDを借りて見直した。
勿論、ストーリーよりはダンスとミュージックが中心なのだが、全然、古臭くない。
ただ、やっぱり比べるとスピ版の方が好きかな。
ナタリー・ウッドは可愛いな。

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hanataro2

3.0ミュージカルなミュージカル

2022年2月21日
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ミュージカルの中でも「歌と踊り8割ドラマ2割」の作品ですので、登場人物の描写や物語性は二の次です。この頃のミュージカル作品は、今のようにドラマ展開や映像の工夫で多面的に楽しませるタイプではなく、ひたすら歌と踊りが続く「純粋ミュージカル」なので、ストーリー性や映像美を期待する人には向きません。登場人物もダンシングマシーンなので、感情移入もできません。
私も典型的なミュージカル敬遠者なので、さほど面白いとは思いませんが、以前観た時よりは少しマシでした。
いずれにせよ、ミュージカルは普通のドラマ映画と違ってダメな人はハナから無視するので、観た人イコール好きな人、故に平均点は高くなる傾向がありますのでご注意。

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越後屋

3.0トニー役がね〜

2022年2月18日
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歌も踊りも楽しめた〜でもジョージチャキリスに匹敵するような踊り手はいなかった。それにトニー役に、何の魅力もないので、トキメキを感じれなかった。映画ロミオとジュリエットのディカプリオのような魅力のあるトニーだったら、楽しめたかもしれないが。スピルバーグが、何故リメーク版を制作したのか甚だ疑問。

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AI

4.0リメイクに合わせて、30年ぶりに再観賞

2022年2月16日
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楽しい

単純

興奮

リメイクを観る前に、30年ぶりに再観賞しました。

以前は、いいと思えなかったのですが、大人になって観たら、意外や意外、楽しめた。

昔、オシャレなカフェのモニターで、この映画が無音で流れてましたね。

オシャレなイメージのオシャレな映画です。

エンドロールも、すごくオシャレです。

ジェッツとシャークスって不良グループが戦う映画ですが、ジェッツもシャークスも同名のバンドがいますね。

どっちもロカビリー系のバンドなので、この映画から命名したのでは?

他にも音楽トリビアですが、

トム・ウェイツが「SOMEWHERE」

クロスファイヤーが「COOL」

を、それぞれカバーしてます。

スピルバーグは、このミュージカルのレコードを親に買ってもらって以来、この音楽が大好きらしいです。

リメイクは良かったけど、コッチのオリジナルも良いです。

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RAIN DOG

4.5永遠に語り継がれる物語(ミュージカル)

2022年2月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

スピルバーグによるリメイク版が開幕。1961年のオリジナル。
言わずと知れたハリウッド・ミュージカルの金字塔の一本。
アカデミー賞では大量10部門獲得。今回のリメイク版は7部門ノミネートだから、如何に凄いか分かる。

名作中の名作でありながら、実は恥ずかしながら、見たのはかなりの昔に一度だけ。しかも、今となっちゃあほとんど覚えてない。
リメイク版を観る前に、再見の絶好の機会。
初鑑賞のつもりで鑑賞。

とても良かったと思う。改めて見て良かった。
ミュージカルの金字塔と言われる理由も確かに。
撮影、意表を付いた題材、ミュージカルとしての醍醐味、強いメッセージ性…。
かつてハリウッドにどのジャンルよりも栄華を誇っていたミュージカル。が、この時すでに衰退。新たな魅力で再び活気を取り戻し、その後の名作ミュージカルの先駆となったのも頷ける。

まず、開幕の空撮が圧巻。
NYの巨大ブリッジや摩天楼。今から60年以上も前だと言うのに、その大都市ぶりに驚かされた。
やがてカメラはマンハッタンの街並みへ。アパートや家々が建ち並び、その一角のスラム街。
たむろする若者たちにズームしていく。
私のMY BESTハリウッド・ミュージカルは『サウンド・オブ・ミュージック』。監督は同じロバート・ワイズで、『サウンド~』のあの雄大な開幕の原点を発見。
ロケーションが魅力の『サウンド~』だが、本作もカメラが街に繰り出し、ロケーションを多用。
この点もハリウッド・ミュージカルに於いて先駆けだとか。

ミュージカルとラブストーリーはほぼワンセット。
本作もメインストーリーはラブストーリーだが、ベースとなっているのが『ロミオとジュリエット』。
ハリウッド・ミュージカルに新機軸を築いた本作の主軸が、語り尽くされた古臭い物語。しかし、これが実に旨味となっている。
ポーランド系アメリカ人の不良グループ“ジェット団”と、プエルトリコ系アメリカの不良グループ“シャーク団”。対立する2つの不良グループ。そんな中、ジェット団の青年とシャーク団のリーダーの妹が恋に落ちて…。
愚かな争いの中で犠牲になるピュアで情熱的な恋。後の『タイタニック』も『ロミオとジュリエット』ベースの身分違いの恋。この設定はいつの世でも人々の心に響き、掴んで離さない。
シンプルな分、話は分かり易く、ドラマチックな悲劇性やメッセージも克明に浮かび上がる強みもある。

男女の恋を謳い、ハッピーエンドが多かったかつてのハリウッド・ミュージカル。
人生の素晴らしさを謳い上げるメッセージ性はあったにせよ、もっと真に迫ったテーマやメッセージを持ったミュージカルは本作が初めてだったのでは…?
争う事の愚かさ、
憎しみ、悲しみ、犠牲…。
当時の…いや、この時からNYが抱える移民や人種の問題。
これらを悲恋物語の中に溶け込ませて、訴える。
今も尚私たちの心に響くのだから、当時の人々にはどんなに真新しく見えただろう。

それでいて、かつて栄華を誇ったミュージカルの醍醐味もたっぷり。
恋、青春、友情、ドラマ…躍動する若者たちの姿を体現したダンス。
正直、曲名を聞いてメロディーは浮かばなかった。が、聞けば聞いた事はある。
『トゥナイト』『アメリカ』『マリア』…。
名ナンバーと言うより、もはやクラシックと言っていい。

ナタリー・ウッドの美しさ。
リチャード・ベイマーの端正な青年像。
ジョージ・チャキリスのワイルドな魅力。
リタ・モレノの好助演。
彼らが魅せるアンサンブル熱演。
彼らが魅せる歌やダンスも言うまでもなく。

革新的な撮影、彩る楽曲、それらを纏めたロバート・ワイズの手腕。
普遍的だが、色褪せる事の無いストーリー。
しっかりとしたテーマとメッセージ。クライマックスは本当に胸に響いた。
正真正銘の名画。
永遠に語り継がれる物語(ミュージカル)。

アンチ意見や疑問(何故リメイク…?)、プレッシャーはあって当たり前。
それにスピルバーグが挑む。
どんな“新生ウエスト・サイド物語”が開幕するのか。
批評や見た人の評判はすでに上々だが、自分の目でたっぷり堪能したい。

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近大

4.0約40年ぶりに鑑賞

2022年2月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

およそ40年ぶりに観たが、以前は「若者たちの抗争による悲劇をダンス交えて描いた映画」というイメージしか残っていなかったが、今観ると、ポーランド系白人とプエルトリコ人の対立、男らしい短髪女性のLGBT描写など現代にも通じる映画になっていたことが分かる。

(※)初見は高田馬場ACTミニシアター(1984年12月2日)、本作がACTで観た最後の映画となった。

さて、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画は『ジョーズ』(1977)の日本公開以来、ほとんどの作品を映画館(スクリーン)で観ているが、『ウエスト・サイド・ストーリー』が公開されると聞いて「今更リメイク?」の感があったが、数日前に新聞掲載されたスピルバーグ監督インタビュー記事を読んで「やっぱり映画館で観ることにした」ので、このロバート・ワイズ監督版を鑑賞。

本作のオープニングは色彩が流れるように変わるシーンに細い線。「何これ?」と思いながら見ているとマンハッタンの空撮になっていく。『北北西に進路を取れ』に似た感のあるソール・バスによる見事なオープニング。
ちなみに、本作のエンディング(落書きの中にクレジット)もソール・バスによるもの。

物語は有名なので、サラッと記載すると、ジェット団(ポーランド系白人)とシャーク団(プエルトリコ人)の若者達は対立していたが、トニーとマリアが恋をするが…というもの。

久しぶりだが、やはり「♪トゥナイト」のシーンは感動で鳥肌もの…(^^)

やはりロバート・ワイズ監督の傑作である。

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たいちぃ

2.0ダンスのみなら

2022年2月13日
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asayo little

4.0【近代版ロミオとジュリエット。同じマンハッタン・ウェストサイドに住む同士、民族の壁を越えて結束しようよ!噂に違わぬ逸品である。】

2022年2月12日
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悲しい

知的

幸せ

ー ニューヨークのウエスト・サイドで対立する2つのグループ、ポーランド系のジェット団とプエルトリコ系シャーク団。
  一触即発の中で行われたダンスパーティーで、ポーランド系のマリアとプエルトリコ系のトニーは恋に落ちた。
 だが2人の思いに関係なく、それぞれが属するチームの衝突はより激しいものになっていく。ー

◆感想

 ・恥ずかしながらの初鑑賞である。だって、年代的に産まれていませんから・・。

 ・物語はシンプルで分かり易い。ロミオとジュリエットが下敷きになっている事は直ぐに分かる。

 ・ポーランド系のジェット団とプエルトリコ系シャーク団の一糸乱れぬミュージカルシーンは流石である。

 ・”トゥナイト”など聞き覚えのあるナンバーも嬉しい。

<今作は、吹き替え問題など、上映後イロイロと問題があったようであるが、そんなことは考えずに、この素晴らしきミュージカルワールドの魅力に浸りたい作品である。>

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NOBU

3.5オリジナル版の完成度が高すぎて不安しかないです、スピルバーグ監督

2022年2月12日
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後日スピルバーグ監督の方も観に行くので、大急ぎで履修。
そうでした、これロミジュリ米国版でした。
1961年製作だが人種差別や児童虐待、性同一性障害のテーマも含まれる、時代を先取りし過ぎた内容。
正直、主演二人が結構な歌ウマな美男美女なので、スピルバーグ版がすっげえ心配です←二人ともあんま好きな顔じゃない。
ただ華があるのはアニタですね。
メインテーマ以外の挿入歌も、これこの作品のだったんだ…!とシンプルに驚きでした。
いや本当にオリジナル版の完成度が高すぎて、スピ版不安しかない。

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BONNA

4.5今夜はビートイット

2022年2月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

 指パッチンと「beat it」の台詞が印象的なオープニング。片脚をあそこまで上げるダンスも素人には絶対に無理!と、ストーリー全体よりもインターミッションが入る前だけで十分に楽しめる映画。『ロミオとジュリエット』をモチーフにしたミュージカルなんだけど、同監督の『サウンド・オブ・ミュージック』の方が好き。

 マイケル・ジャクソンの「今夜はビートイット」は限りなくこの『ウエストサイド物語』をリスペクトしていて、PVをちょっと見ただけでもそれがわかる。「トゥナイト」が最も有名な曲なので、その真意を理解した翻訳者にも敬意(ダサいタイトルだとは思う)。最初にMJの曲を聴いたとき、「beat it」は「叩け」だと思ってた・・・(恥)。ちなみに個人的に好きな曲は「アメリカ」「トゥナイト」「マリア」の順。だって、「アメリカ」のリズムは独特すぎて強烈でしたよ。スパニッシュ音楽をやってる人は簡単かもしれないけど。

 50年代のアメリカ、ギャングの抗争の中のロマンスを描こうとした趣旨が移民問題をも加えて、ポーランド系アメリカ人ジェット団と対立するプエルトリコ系シャーク団が登場。警察の雑な捜査も批判的に描かれているし、貧困から暴力が生まれるといった問題、さらにアメリカという多様な人種の世界を描いた作品。

 どちらかというと、トニーとマリアが恋に落ちるシーンが好き。ダンスホールで背景の人たちがぼやけて二人にフォーカスが当たる。あり得ないくらい遠いところにいた二人が一瞬で恋に落ちるんですよ!凄い。

 まぁ、後半は『ロミオとジュリエット』ととはちょいと違いますが、暴力の連鎖とか復讐の意味だとかを考えさせられ、悲しい思いをするのはいつも女性なんだと痛感する。

 スピルバーグ版を鑑賞する際には指パッチンだけはしないようにしなければ・・・と、サノスを思い出しつつあれだけ指パッチンしたら、世界はどれだけ破滅に向かうのか心配にもなる。武器はとにかく使わないように!キャプテンマーベルだって光線銃は使わないんだから。

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kossy

5.0高校生の時名画座で見て、その素晴らしさに衝撃を覚えたミュージカル

2022年2月8日
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鑑賞方法:映画館
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Kazu Ann

5.0バーンスタインが作ったバレエ組曲

2022年1月31日
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ミュージカルと言うよりも、バレエですね。ハモるのは一回だけ。
音楽もバーンスタインだから、バレエ組曲と言った所。
一流の人達が作った非の打ち所がない映画。何か語ると、バチが当たる。
ただ、トゥナイトがハモっていると記憶していたので、個人として、少し残念だった。
さぁ、新作はどんな映画だろう。

61年はベトナム戦争が始まった年。黒人の公民権運動もまだの頃。
あれから、60年経っても、似たような事やって、同じ話が映画で再演される。歴史は繰り返す。映画も期待できないのかなぁ。
まぁ、理屈抜きで音楽を楽しめば良いと思う。

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マサシ

5.0幼き日より慣れ親しんだ「思い出のぬいぐるみ」のような存在

2021年9月7日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館、TV地上波、VOD

興奮

幸せ

萌える

本作と「サウンドオブミュージック」が、私の中の映画原点です。
母が高校生の時に大ブームだったそうで、私が物心ついた時にはすでに、洋画劇場等でTV放映されるたびに必ず視聴して(させられて)いましたからいったい何度観たのか数え切れません。
当時、家庭にあったレコードの枚数も限られていたので、サントラは幼少期からそれこそ「擦り切れるまで聴いた」ってやつですね。(擦り切れてませんけど)
小4の頃には、英語自体はさっぱりわからないのに、お気に入りの曲はある程度歌う事が出来ました。

母の妹と結婚した叔父は、トニー役リチャード・ベイマー似で高校時代相当モテたそうですが、ジョージ・チャキリス(ベルナルド)の方がずっとカッコいいと思っていた私は、何故トニーが主演男優で人気なのかさっぱりわかりませんでした。ポスターだって思いっきりベルナルドがセンターだしねぇ。

そんな私のお気に入りは実はベルナルドではなくアイスです。
ジェッツのNo2、アイスが興奮するメンバーを落ち着かせた「cool」はもう最高。(8〜9歳の頃、一生懸命覚えた〜。歌い出しの歌詞、簡単だしねw)

5〜6歳の頃は「Tonight (Quintetの方)」が好きでした。
あれだけ違う雰囲気のメロディーが見事に重なり合い、画面の分割編集も相まって、ただひたすら「すごい。すてき。かっこいい」という思いでしたね。
幼少期の映像体験・音楽体験の原点になっているかもしれません。

マリア&トニーよりもベルナルド&アニタの方が好きなので「America」も好きでしたね。でも、この曲が本当に好きになったのは高校の頃、ポーランド分割とかプエルトリカンのスペイン植民地時代などを学んでから。移民間の確執背景を知ってから、より深く沁みるようになりました。

中学の頃、交響曲が好きだと自覚し、特にベートーベンとマーラーを聴くうちにバーンスタインばかり聴くようになりました。
そして、高校進学してから。
改めて、ウエストサイド物語がバーンスタインだと知るんですね〜(おバカですね〜)
もう、「ええええええ〜っっっ!!??」という衝撃ですw
(今みたいに、ネット検索で付随情報が簡単に入手出来る時代じゃありませんから。)
カラヤンみたいなものだと思ってましたからね〜。それがこんな、クラシックの対極にあるような(と、当時は思った)多彩なミュージカル音楽を手がけるなんて尊敬しかありません。

という訳で、子供の頃からなんとなく
「お母さんの好きな映画で、私も好きな映画」という曖昧な認識が、
高校で再度、大人視点の鑑賞眼で再認識を経て「my ベスト映画(当時)」となるのでした。

現在はベスト1落ちはしましたが、やはり一生涯ベスト10以内から下がる事はないと思われます。
人格形成期に常に身近にあった宝物のような映画作品なのであります。

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pipi

3.0色褪せない

2021年5月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

音楽が素晴らしい。
あと、めっちゃリハーサルいっぱいしたんだろうなぁと気になるくらいコロコロ変わるフォーメーションが綺麗だし、みんな爪先までピーンと伸びてる動作も見てて気持ち良かった!
スピルバーグのリメイク作品も気になる!

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moonmoon