アメリカ(1984)
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解説

家を追われてアメリカへ来た16歳の少年の放浪の姿を描く。製作・監督・脚本・編集は「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」のジャン・マリー・ストローブとダニエル・ユイレ、原作はフランツ・カフカ、撮影はウィリアム・ルプチャンスキーが担当。出演はクリスチャン・ハイシュ、ライナルド・シュネルほか。2010年11月5日より、東京・千代田区 アテネ・フランセ文化センターにて開催された「特集 ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2009」にて、「階級関係-カフカ「アメリカ」より-」と改題され上映。

ストーリー

カール・ロスマン(クリスチャン・ハイシュ)は、16歳。女中を妊娠させてしまったために両親によってアメリカに送られた。ニューヨークで下船する寸前、船長と対立している船の水夫(ライナルド・シュネル)と知り合う。そこで、さらにアメリカに移住して成功している伯父のヤコブ(マリオ・アドルフ)と出会う。彼はカールを引きとり、語学のレッスンを受けさせたり、乗馬学校に通わせたりするが、カールは伯父の言う通りにはならない。ある日、カールは伯父の友人のポランダー(フリードリヒ・W・フューベル)の農場を訪れるが、そこで、西部へ行って幸運をつかんだ方がいいと、人にすすめられる。西部へ行く途中、デラマルシュ(ハルン・ファロッキ)とロビンソン(マンフレッド・ブランク)という二人のあやしげな男がカールの前に現われ、彼を騙し金を奪い去る。幸い彼はホテルの調理主任に気に入られ、そのホテルのエレベーター・ボーイとして雇われる。ある日、カールを騙した二人組の一人ロビンソンがひどく落ちぶれ、酔っぱらって、ホテルに現れる。カールはそんな彼の世話をみてやるが、そのことでホテルのボーイ長から避難され、解雇されてしまう。カールは老いた。昔有名だった女性歌手の家に居候しているロビンソンとデラマルシュの世話になる。ここでカールは二人に徹底的に利用されるはめになる。やがて彼はオクラホマ劇場の団員となり、再び希望の地、西部への切符を手にする。ミズリー川に沿ってカールは、新たな運命へと旅立って行く……。...

作品データ

原題 Klassenverhhultnisse
製作年 1984年
製作国 西ドイツ
配給 ユーロスペース
上映時間 126分

提供:株式会社キネマ旬報社

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