劇場公開日 1954年10月19日

「物語が支離滅裂」悪の花園 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5物語が支離滅裂

2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

総合:45点
ストーリー:40
キャスト:65
演出:55
ビジュアル:75
音楽:70

 アパッチ族のいる危険な地域を通ってたった一人で女が助けを呼びに来たというのに、みんなは彼女の住んでいた地域にアパッチがいることを知らなかった。彼女の夫は落盤事故に遭って下敷きになったのに、そこから数日かけて町まで助けを呼びにきてさらに数日かけて戻っても、彼は世話してくれる人もいないのに一人生きている。彼は事故で身動きできないときに鉱山の穴までアパッチが来たとまで言っていたのに、それに対する備えがない。そしてアパッチに襲われるからといって、わざわざ夫を助けるために危険な道を往復した女が、なぜかただ一人で残って火をたいてアパッチを引き付ける囮になるという。何か前半の物語が支離滅裂のように思えた。結局後半の逃走部分だけが描きたかったように感じる。古い西部劇らしい音楽と雄大で荒涼とした自然の映像は悪くはなかったが。

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Cape God