愛と追憶の日々

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劇場公開日:

解説

母と娘の30年以上にわたる愛を描き、1984年・第56回アカデミー賞で作品賞を含む5部門に輝いたヒューマンドラマ。ラリー・マクマートリーの同名小説を原作に、後に「恋愛小説家」などを手がけるジェームズ・L・ブルックスが脚色・監督を務めた。テキサス州ヒューストン。オーロラは夫を早くに亡くし、ひとり娘のエマを愛情たっぷりに育ててきた。やがて成長したエマは、母の反対を押し切って大学教師フラップと結婚。1人きりになったオーロラは、隣人の宇宙飛行士ギャレットと惹かれ合うようになる。母娘をシャーリー・マクレーンとデブラ・ウィンガー、宇宙飛行士ギャレットをジャック・ニコルソンがそれぞれ好演。1996年には本作の登場人物たちのその後を描いた続編「夕べの星」が製作された。

1983年製作/132分/アメリカ
原題:Terms of Endearment
配給:CIC
劇場公開日:1984年2月25日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第8回 日本アカデミー賞(1985年)

ノミネート

外国作品賞  

第41回 ゴールデングローブ賞(1984年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演女優賞(ドラマ) シャーリー・マクレーン
最優秀助演男優賞 ジャック・ニコルソン
最優秀脚本賞 ジェームズ・L・ブルックス

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) デブラ・ウィンガー
最優秀監督賞 ジェームズ・L・ブルックス
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Photo:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

4.0名優達の競演

2022年9月7日
スマートフォンから投稿

20年ぶりくらいに鑑賞。

初見の時は映画前半はユーモアたっぷり、後半はさんざん泣かされた、すごく面白い母娘感動作だなという印象だった。

今回は意外と泣くこともなく、エマの病気が判明してからがこんなに時間が短かったのかと思った。そして恋愛映画として見ても、とても魅力的な作品だと再認識。

とにかくこの作品の見所はなんと言ってもシャーリーマクレーンとジャック・ニコルソン。
名優の二人ですから当然と言えば当然ですが名演ぶりは魅力全開でこれでもかと思わんばかりに見せてくれる。その二人の素敵さ、素晴らしさ。
このカップルの競演にまた浸ることが出来て、幸せな時間でした。

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ニモ

5.0本作を一言でいえば「女の人生、いろいろあるわ」です

2022年3月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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共感した! 9件)
あき240

3.5何でも話せる友だちのような関係の母と娘

2021年12月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

女同士でケンカしながらも時には何でも話せる友だちのような関係の母と娘を丁寧に描いた映画です。
特に感動的な映画というわけではありませんが、根底にある愛情が素敵でした。

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共感した! 6件)
光陽

2.0母娘の特殊な関係をこの映画でも…

2021年11月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

以前、やはりTVで観ていて、娘が癌で
亡くなるストーリーは記憶していたが、
あまり印象の残る作品では無かった。
しかし、改めてTV放映があり、
アカデミー作品賞及びキネマ旬報第4位との
評価だったので再鑑賞。

ウーム、これがアカデミー作品賞かと、
自律的な道徳観に支配された私としては、
登場人物全員の余りにも奔放な性行動が
全編に満ち溢れた展開に、
どの人物にも共感することは出来ず、
結果的にこの映画を客観的に引いて観るしか
無くなってしまったため、
作品に没入することは無かった。

それにしても
男だけの兄弟で育った私としては、
この作品でも描かれる母娘の間柄は、
喧嘩していても心は通じ合っているなど
不思議な関係だ。
私の妻と義母、また、
妻と娘の触れ合いを見ていても、
彼女らは、まるで親子関係を超えた
年齢的に隔ての無い、
あたかも姉妹か親友であるかのような、
とても精神的に近い関係に感じさせられる。

そんな身近で見ていた母娘の特殊な関係を
追認させられた作品ではあった。

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