劇場公開日 2014年1月18日

「元尼増の女と悪い男。」愛・アマチュア みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5元尼増の女と悪い男。

2016年10月21日
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幸せ

笑える

ウッディ・アレンやマーティン・スコセッシとはまた違ったスタイルで、NYに対してアプローチを続けているハル・ハートリーだが、日本ではその名を余り知られていない。
個性豊かなキャラクターたちを縦横無尽に操るハートリーだが、残酷シーンもお色気シーンもさらりと淡白に受け流している。
それでも彼のユーモアを加味した独特のタッチは、思わずクセになりそう。
元尼増の売れないポルノ小説家と記憶喪失のDV男は、無事にベッドイン出来るのか?が物語の大筋。罪人が聖人に生まれ変わったとしても、その犯した罪は現世にいる限り償わなければならないと言う重いテーマも内包されていて一筋縄ではいかない。
しかしエリナ・レーベンソンって美人なのか不美人なのか、ほんま曖昧な顔つきをしている。
何とも風変わりな女優さんだ。

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みつまる。