MAMAN ママーン

解説

ある日突然、身長が50センチになってしまった中年男の受難を描いたナンセンス・コメディ。監督は「真昼の花」の秋原正俊。脚本は「真昼の花」の落合雪恵。撮影を「真昼の花」の中村健勇が担当している。主演は、「石井のおとうさんありがとう　岡山孤児院 石井十次の生涯」の松平健。

2005年製作／51分／日本
配給：KAERU CAFE
劇場公開日：2006年1月21日

ストーリー

29歳年下の百合子と婚約した中年ＤＪの健人。今日は、妹のマアコに彼女を紹介する日だ。ところが、そんな健人に不思議な出来事が起こる。手品の訪問販売員を前に、大好きなＴＶ番組『ミクロ剣士』のキメ・ポーズをした瞬間、身長が50センチになってしまったのだ！　驚いたマアコは、兄の結婚がダメになってはと百合子に事態を隠そうとするのだが、近所のお邪魔娘・かおりや健人に横恋慕するミクロ剣士の主役・綾小路にかき回されうまくいかないばかりか、百合子に気がないと思われ破談寸前。ショックの健人は、洗濯機で入水自殺を図る。だが、手品の訪問販売員と再会した彼は、無事、元の大きさに戻ることが叶うのだった……と思いきや、今度は巨大化してしまった。しかし、健人がどんな大きさであろうとも、百合子の彼に対する愛情は変わらないのであった。