劇場公開日 1967年11月11日

女の一生(1967)のレビュー・感想・評価

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3.5負の連鎖

2023年11月16日
PCから投稿

設定的にも『永遠の人』と重ねて見てしまった。
両作、子役として田村正和も出ているし。

しかし、「永遠の人」の平兵衛は罪の意識や内的葛藤があったが、本作の宗一は反省も自責の念もなく、他人の気持ちなど全く考えない畜生だった。
息子のぼんくらっぷりも年齢を考えれば情状酌量の余地があるものの、酷い。母親がお願いだから謝りなさいと言っている時点で遺伝的気質を覗かせつつも、そもそも育て方に問題があったと分かる。
狭い田舎で名家の汚点として外では陰口を言われ、家の中では散々甘やかされて育てられたとなればこうなってしまうのも仕方がないのかもしれないと思い、ますます暗い気分になった。(冒頭のシーンでは家の使用人の子供が高い屋根に上って、降りれなくなって「おろしてくれよお」と泣き、大人たちがバタバタと慌てふためくシーンがあったが、今思えば象徴的だった。)

伸子の父・友光を演じる宇野重吉だけが劇中唯一まともな人間で天使のようだった。
序盤はカラーが美しかったし、画面から夏の雰囲気が立ち上って来ていて良かった。
女中や使用人家族、医者など家に仕える人物たちもいきいきと描かれていただけに、終盤の荒廃した屋敷の寂寞感は何とも言えなかった。

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抹茶

3.0ザックリ、2人の女の一生の映画だな

2020年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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KEO