劇場公開日 2005年12月17日

「美しき暴力」ゲルマニウムの夜 もっちりもっちりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0美しき暴力

2010年3月7日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

立派な志をもった映画だと思った。

反社会的な内容にみえ、非常に繊細で直情的な人間のあらゆる欲望を美しい映像で映し出している。
美しすぎて、こりゃだめだと途中思うくらい、美しい。なぜだめかと言えば、映像が圧倒的に美しいから、そこで行われる人間のことが頭に入らない。人間が景色になる。だが、景色になる予定の人間が、個性というより腹一杯に抱えた欲望を恥ずかしがりもせず、ぶちまけているのが気持ちいい。
だから動く人間含め、美しい映像となり心に届いた。

人間は汚いよ。そして美しい。そんな映画だった。

もっちりもっちり