バッシュメント

劇場公開日:

解説

元シブガキ隊で「デビルマン」などに出演する俳優・布川敏和が映画初監督に挑んだ青春犯罪サスペンス。主演は「下妻物語」の土屋アンナ。共演に、要潤、中山エミリ。

2005年製作/90分/日本
配給:シネハウス
劇場公開日:2005年12月17日

ストーリー

23歳のサーファー、大森樹里(土屋アンナ)は、サーファー仲間のキララ(松原しゅう)、美鈴(黒沢茜)と同居し、空き部屋をゲイカップル用ラブホとして金を稼ぎ、明るく能天気な毎日を送っている。だが、15年前、両親を殺して逃げた兄・隆(要潤)への復讐を胸に秘めている。情報通のバーのマスターから、兄が東京のヤバイ組織の幹部をしているらしいと聞いた樹里は、兄が出入りしているというカジノで張り込むうちに、ギャンブル自体にハマってしまう。そしてある日、ディーラーのいかさまにキレ、暴れて店を破壊。修理費として1000万円を要求されてしまう。支払い猶予はたった1日。しかも家に戻るとゲイの死体が! 死体は便利屋・小倉に処理させたものの、大金の調達に頭を悩ませる。が、密輸宝石の鑑定で大金を稼いでいるゲイラブホ常連客の蘭丸に目をつけた樹里は、キララ、美鈴と共に鑑定に出かける蘭丸を尾行。そこで外国人強盗段を装ってまんまとダイヤをせしめるが、その相手は、横浜に進出しているギャングのボス・安部須。そして、この男の片腕こそが、「海人」と名を変えた隆だった。しかも、カジノのオーナーは、横浜支配権めぐって、安部須と“戦争中”の裏社会のボスのジミー・K・ブッシュ。樹里たちの家にあった死体はジミーの組織の金庫番で、持ち出した裏帳簿を旧友の隆に渡すための密会だったのだが、そこへ踏み込んだジミーの部下リオに射殺されたのだ。すんでのところで裏帳簿を手に逃げ切った隆は、女性ドライバーりかこ(中山エミリ)のタクシーに偶然乗り合わせ、しばしの安堵の時間を過ごす。2時間後、事務所に戻った隆は、突如、安部須にクビを言い渡される。安部須は、樹里がダイヤを盗んだ犯人だということ、そして樹里が「海人」の妹だということも知っていたのだ。そして、そこで明かされるもう1つの因縁めいた事実…。一方、樹里は、カジノへのケリ、兄へのケリをつけるべく突き進んでいく。折も折、激化する2組織の争いを見かねた横浜の管理人・源吉が手打ちの場を設け、安部須とジミーは、最終決戦として互いの切り札を用意して臨む時間が迫っていた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.0 運び屋をやったり、売春したり、借金の取り立てをやったり・・・3人...

2018年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 運び屋をやったり、売春したり、借金の取り立てをやったり・・・3人娘は幼い頃に家族を失うという似たような境遇。ふっくんが映画監督に挑戦するというのに、なぜこんな題材を選んだのかも謎だ・・・Vシネマで十分だろうに・・・

 スタイリッシュな映像とか、現代的な編集とか、楽しめる部分はあるけど、本筋には全くのめりこめない。兄に対する復讐よりも、ただギャーギャー騒いでいるだけの土屋アンナにはそれほどの魅力もない。

 要するに、兄貴は本当は親を殺してないという意外性を楽しむだけ・・・ううむ、つまらない。

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kossy
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