LOVE COLLECTION OLDK オーエルディーケー

劇場公開日:

解説

ベテランから気鋭・新鋭まで、6人の映画監督が挑む「ラブコレクション」シリーズの第2弾。シニカルな笑いと突拍子もないアイディアで人気の漫画家すぎむらしんいちの、メディア芸術祭優秀賞受賞作『ALL NUDE』収録『OLDK築25歳』が映画化。とあるアパートを舞台に、生活に疲れたごく普通のOLと、各部屋の住人たちの極限状況が複雑に絡み合い、やがて空前絶後の大騒動を巻き起こす。主演は「蕨野行」でデビューを飾り、CMなどでも活躍中の清水美那。

2004年製作/71分/日本
配給:ラブコレクション製作委員会
劇場公開日:2004年12月11日

ストーリー

2004年、東京の片隅にあるあまり上等ではないとあるアパート。102号室のケイコ(清水美那)は、社内の対人関係や恋愛でもツイていない、疲れ切ったOL。住んでいるアパートの悪環境が、ダウンな心身に拍車をかける。右隣の部屋からは昼夜を問わず激しく男女の喘ぎ声が聞こえるし、左隣からは爆音ともいえるデスメタルが鳴り響き、不眠の日々。心身ともにもはや限界のケイコは、自殺を決意する。それも、最高に突飛な方法で…。103号室の西条(三浦誠己)はクスリの売人であるが、ヤクザの鶴岡(國村隼)に脅されながらいつの間にか商売物に手を付け始め、徐々に中毒化していた。クスリがもたらすハイな状態でメタルの轟音に身を任せる時間が、唯一の開放感を生んでくれる。 だが、ある日、アパートのドアが激しくノックされる。ヤクザに使い込みがバレたのか?あるいは警察か?静脈注射した西条は、隠し持っていた拳銃を手にドアに向かう…。101号室のタクヤ(一條俊)は無職で、派遣業をしているマキ(北川絵美)に食わせてもらっているヒモ同然の暮らしを送っていた。性欲旺盛なマキに、場所昼夜を問わずSEXを求められるのには、少し閉口気味。ある日、マキの留守中にタクヤは二股相手のレナを部屋に連れ込み、コトに及ぶ。レナの痕跡を完全に消したはずのタクヤだが、思いもよらないものが帰宅したマキの目に触れてしまい…。202号室、ケイコの真上の部屋。人の気配はすれども、住人は姿を見せた事がない。階下のケイコが気にする天井の、無気味な軋みの正体は?

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0不眠症はつらい

2021年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 自転車泥棒はあんな感じでやるものなのか・・・、なんだか都会を感じてしまう。そんなモテない女ケイコの部屋の天井は2階の住人が何かを床下に置いているのだろうか、天井が重みで歪んできている。今にも落っこちてきそうな天井。実は2階でゴミ(実は大金)を溜め込んでいる引きこもりの男。

 風呂の上に水槽を置くというヘンテコな自殺方法。死ねるわけがない。そのうち隣のジャンキーが暴れ、もう一方では二人の女をもてあそぶ男。文句を言ったりして、やっと眠れる日が訪れるが、アパートのカタストロフが迫っていた・・・

 面白いストーリーだけど、低予算がわざわいしたか、最後の緊迫感がさっぱりない。エロスだって感じられないんだから、ケイコをもっとエロっぽくしてくれなきゃ・・・

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kossy
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