見たい度推移(赤線は公開日)


「ゆきゆきて、神軍」など、斬新な切り口のドキュメンタリー映画を作り続けてきた、原一男監督。ドキュメントの鬼才として国内外から高い評価を集める彼が、ついに劇映画の分野へ進出。初の劇映画で彼が主題に選んだのは、一人の女性の生き様。僅か数年の間に豹変するヒロインの波乱に満ちた人生が描き出される。鬼才で鳴らす彼だけに、一人のヒロインを4人の女優に演じさせるなど、随所に斬新な発想を導入。野心的な一作に仕上がった。本作が遺作となった金久美子の演技も感慨深い。従兄の良雄と結婚した知華は子宝にも恵まれ、幸せに暮らしていた。だが暫くして夫が結核で入院。待つ身の辛さから彼女は、言い寄られていた同じ職場の和也と関係を結んでしまう。



