シナリオライター・松本マリコの課題

劇場公開日:

解説

30代の駆け出しシナリオライターの女性の悩みや夢を、等身大の感覚で切り取ったヒューマンドラマ。オセロの松嶋尚美が、映画初主演ながら等身大の主人公を好演。監督は、第5回インディーズ・ムービー・フェスティバルでグランプリを受賞した中村拓。

2005年製作/96分/日本
配給:ミューズ・シネマ
劇場公開日:2005年5月21日

ストーリー

横浜の山手に、父親と二人で穏やかに暮らす少し妄想癖のある新人シナリオライターの松本マリコ(松嶋尚美)。このほど初の地上波レギュラードラマとなる『ヨコハマ・チェーンソー』の放映が決まり、それなりに充実した日々を送っているはずなのだが、マリコは何か物足りない。その日、マリコはいつものように行きつけのカフェでシナリオを書き、家にもどってからパソコンを開くと、なんとそれは見知らぬ他人のパソコンだった。カフェでマリコはうっかりして、他人のパソコンを持ってきてしまったのだ。その日から、マリコとそのパソコンの持ち主である見知らぬ相手との、奇妙な関係が始まった。次第にその姿の見えない男に、マリコは少しずつ惹かれていく。そして全ての謎が解き明かされた時、マリコの頬にひとすじの涙が伝うのだった。

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