見たい度推移(赤線は公開日)


気鋭の映像クリエーターとして活動を続ける奥秀太郎が、昭和の伝説“赤線”を舞台に描く、耽美で猥雑でデタラメなSFラブ・ストーリー。“赤線”とは、終戦直後から1950年代まで存在していた公認の売春街の通称。戦後の混沌の象徴であり、溝口健二監督の「赤線地帯」など数々の傑作を生む原動力にもなった。過去の再現とは一線を画す極彩色のキッチュな“バーチャル昭和”を闊歩するのは、本作が映画初主演となった中村獅童。野田秀樹や荒川良々、今奈良孝行といった、奥監督のホームグラウンドである演劇界の俳優も大挙出演し、暴れ放題の怪演を披露している。連続強姦罪で投獄されていた“赤線地帯の女斬り”イゾウが出所した。“夏だ、新しい恋がしたい”と勝手な思いを抱くイゾウは娼婦のシズモと再会する。一方、作家のカフウもシズモに惚れ込み、娼館キムラヤに通いつめていた。



