NO MUSIC NO LIFE.

劇場公開日:

解説

タワーレコード渋谷店のスタッフたちの夢と現実の葛藤を赤裸々に描く青春ドラマ 。インターネットのブロードバンド・サイト“Toshiba Web Street”にて全10回に分けて配信された短編ドラマの劇場公開特別版。出演は高野八誠、桃生亜希子、宇梶剛士、岡まゆみなど。

2003年製作/51分/日本
配給:エージー
劇場公開日:2004年3月6日

ストーリー

日本で最も熱く、最も多くの若者を魅了する街、渋谷。その中でも音楽情報発信として中心的存在であり、日本一の売り上げを誇るタワーレコード渋谷店。井本要(高野八誠)はその渋谷店のPOP/ROCKフロアーで店員をしていた。目標は洋楽トップバイヤー。だが夢は音楽プロデューサーになること。クールな外見ではあったが、熱い内面を持つ天然熱血系純情派の要は、笹塚の1K6万5千円の部屋で地味に暮らしながら、仕事とデモテープ制作に全情熱を燃やす日々を送っていた。一緒に働いているのは、フロアチーフ山田勝郎(宇梶剛士)や飯塚美鈴(石井美奈子)。山田はジョークが大好きで、お茶目で頼れる酒好き。時に厳しく、だが実はやさしい、要の頼れる兄貴的存在だった。音楽業界に太いパイプも持っていて、国内ではトップレベルの洋楽バイヤーでもあった。飯塚は、笑い上戸でおっとりしているが、思い立ったらすぐ行動、と非常に行動力のあるタワーレコードの広報担当だ。そして要のことを自分の弟のように可愛がっている姉御肌でもあった。要は素晴らしいスタッフと共に働いていた。ある時、要は自宅で何気なく見ていた音楽雑誌のある記事に目を止めた。その記事には、業界が注目する音楽ディレクター五月女京子(岡まゆみ)が載っていた。彼女は、数々のトップアーティストを送り出すレコード゛会社、AIMレコードのトップディレクター。要は自分のデモテープを五月女に渡そうと思いつく。ある日、昼休みを終え仕事に戻る要と山田は、偶然にもタワーレコード渋谷店から五月女京子が出てくるのを目撃する。山田に促され、要は五月女に自分の作ったデモテープを渡す事に成功するが…。開店前の準備に追われるタワーレコード渋谷店。しかし、要だけは五月女からのメールが気になり仕事も手につかない状態。そんなある日、アルバイトとして香坂舞(桃生亜希子)という女の子がやって来た。香坂は歌が大好きでバンドを組んで歌っていた。しかし、今まで業界的な面倒臭いことが嫌いなので敬遠していたが、バンドで歌うことだけの日々に物足りなさも感じ始めていた。実は香坂は突出した歌唱力を持ち、音楽業界からの注目を集めていたボーカリストだったのだ。一方、五月女は自分の片腕である佐伯雅人(クリヤ・マコト)に、要の音楽デモの感想を聞く…。佐伯は絶対的に信頼の置ける技術を持っており、五月女の専属サウンドエンジニアとして活躍している。その頃、要は舞の歌に何らかの可能性を感じ、ユニットを組まないかと話を持ち掛けるがあっさり断られてしまう。その夜、落ち込む要が山田に連れていかれたライブハウスであるものを目撃する。ライブ終了後、楽屋では興奮気味のバンドメンバーを尻目にシラケ気味の舞。要は舞を訪ねて楽屋に行き、再びユニット話を持ちかけた。そして、とうとう舞はその話を了承する! 要は舞とのユニット結成を伝えるため五月女に会いに行くのだが……。

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