解夏のレビュー・感想・評価

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解夏

劇場公開日 2004年1月17日
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病からの解放…新たなる旅立ち。

スクリーンから滲み出てくるこの上ない“純粋さ”。ただ真っ直ぐにひたむきに生きる主人公たちの姿に、素直に感動させられた。
 厚生労働省が定める難病指定第1号の“ベーチェット病”私はこの病気に関する知識を、何ら持ち合わせていなかった。先日たまたまTVで取り上げていたのを見る機会があったのだが、それによると現在2万人近い人々が、有効な治療法の無いこの病気に苦しんでおられるそうだ。或る日突然視力を奪われる…その様な状況に追い込まれた時、人はそれをどう受け止めていくのか?この映画では「失明する」ことそのものより、そこへ至る過程(=いつ見えなくなるかと思い暮らすこと)こそが、人にとって辛く厳しいことであると位置づけている。確かに「失明する」ことは恐ろしいことだが、その過程から解放されるという考え方は「失明した瞬間から、その人の新たな人生(物語)が始まる」ということを見ている者に教えてくれる。
 ともすれば暗く重くなりがちな作品を、長崎の美しい街並みと富司純子演じる母親の抑えた中にも芯の通った優しさが、温かく包み込んでいて、見る者にさわやかな感動を与えてくれる。

mori2
mori2さん / 2008年10月27日 / から投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 知的
  • 鑑賞方法:-
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