ギャング同盟

劇場公開日:

解説

「傷だらけの不敵者」の秋元隆太と「特別機動捜査隊 東京駅に張り込め」の佐治乾と「ギャング対Gメン」の監督深作欣二が共同で脚本を執筆、深作が監督したギャングもの。撮影は「警視庁物語 全国縦断捜査」の山沢義一。

1963年製作/80分/日本
原題:League of Gangsters
配給:東映
劇場公開日:1963年7月31日

ストーリー

出所してみると折角作った縄張りは他人に奪られ、頭に来た風間は新しい組織のボスを誘拐して六千万円をふんだくることにした。仲間は高木、楠と柾江の夫婦、志賀、それに組織の事務局長に納まっている尾形。流しのジョーはアフリカへ渡るからと参加しなかった。会長の岸田が大きな取引のために出向いて来て、その段取りが尾形に任されるという願ってもないチャンスが来た。計画を綿密に練りいよいよ当日、楠と柾江にホテルを取りまく護衛の注意を惹かせ、志賀は車を用意した。風間と高本が銃で威嚇しながら岸田の部屋に飛込み、娘の秋子も一緒にまんまと連れ出しに成功した。二人をアジトに隠すと社長の宮島に六千万円を要求した。岸田は一言も喋らないし秋子には小僧っ子扱いされるし風間はいらいらしたが、秋子は魅力のある女だった。宮島の返事がきて風間と高本は出向いたが待っていたのは殺し屋だった。危うかったが、ジョーが囲みを破って車をまわしてくれた。仲間は怒って父娘を殺せと騒いだが風間は許さず、そんな所へ身許のバレた尾形が逃込んで来た。四十人ばかりの殺し屋が後を追って来て、彼らは完全に包囲された。金を出せば父娘を返すと宮島の許へ伝えに行った尾形が殺されると、柾江が岸田を連れて逃げようとした。その柾江を楠が射ったのが動機で、ものすごい拳銃戦となった。殺し屋達がコロコロと転がり、一味も続々とやられた。風間がダイナマイトを積んだ車を殺し屋達のド真ん中にぶち込んですべては終り、残ったのは彼と秋子だけだった。

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