海がきこえる

劇場公開日:

解説

「月刊アニメージュ」に連載された氷室冴子の小説を、「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」のスタジオジブリがアニメ化した青春ストーリー。

高知県に暮らす高校生の杜崎拓。2年生のある時、東京から武藤里伽子という転校生がやってくる。勉強もスポーツも万能で美人の彼女は、瞬く間に学校中で知られた存在となるが、里伽子自身は周囲になじもうとしなかった。拓の中学以来の親友である松野は里伽子にひかれていたが、拓にとっての里伽子は、松野の片思い相手という、それだけの存在だった。しかし、高校3年のハワイの修学旅行で起こったあることをきっかけに、拓は里伽子が抱えている家庭の問題を知り、それによって2人の距離は縮まっていくようにみえたが……。

日本テレビ開局40周年記念番組として製作されたテレビ向けのスペシャルアニメ。「きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい」「ここはグリーン・ウッド」などの青春劇を手がけてきた望月智充を監督に迎え、スタジオジブリの若手スタッフが中心となって手がけた。1993年5月5日にテレビ初放送。同年内にいくつかの劇場で公開もされた。

1993年製作/72分/日本
配給:スタジオジブリ
劇場公開日:1993年12月25日

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(C)1993 氷室冴子・Studio Ghibli・N

映画レビュー

2.5絵は良かった

2023年10月15日
スマートフォンから投稿

話はまあまあ。画がとにかく良い。それだけで見る勝ちがある。

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aaaaaaaa

3.5心に残る佳作

2023年3月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

YouTubeで、シティポップのサムネイルに使われてる絵があって、

オシャレなタッチの絵だな…何の絵だろ…と、気になってたら、

GEOで選んでる時に気付いた、この映画だった…(笑)

80s感が満載だなと思ってたら、設定は90年代らしいです。

90年代前半だと思われ、懐かしい♪

ラブストーリーなんだけど、大人な感じで、青臭すぎず、良い。

残念なのは、方言で何言ってるか分かりずらくてイライラします(笑)

でも、気に入りました。

大人向けです。

オススメ♪

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RAIN DOG

3.5スケッチブックのような…

2022年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

宮崎駿が創り上げたジブリの世界観とは、まったく違っていました。むしろ、製作意図もそこにあったようで、宮崎作品の呪縛を解き、世代交代を促す戦略の1つだったのかもしれません。いかにもこぢんまりとした作品でしたが、でも、それなりに楽しめました。余白の多い、スケッチブックのような印象を受けましたが、それが、心地よくもありました。学生時代には、「転校生」というのが1つの事件になり得るもので、今作のヒロイン里伽子も大きな旋風を巻き起こします!そのキャラクターがみんなの憧れ的なものではなかったことで、今作の独特の面白みになっていたように思います。エンディングもいかにもですが、後味のよいものでした。

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赤ヒゲ

5.0水彩画のような作品。

2022年6月21日
iPhoneアプリから投稿

全ての映像作品の中で一番好きです。
何で好きなのかは説明が難しいです。
恐らく普通はつまらなく感じる作品だと思います。
でも自分は大好きです。
ここまで主人公、杜崎拓の気持ちにシンクロする作品はありませんでした。
絶対にいつかは高知に行ってロケ地巡りをしたいです。

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FUNAO
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