見たい度推移(赤線は公開日)


「四万十川」の恩地日出夫監督が芥川賞作家、村田喜代子の同名小説を映画化した渾身の力作。江戸時代、60歳以上の老人だけが住むという村を舞台に、そこで生きる人々の姿を、季節の移り変わりとともに、じっくり見つめていく。腰のすわった演出とともに、「黒い雨」の市原悦子、近年は三池崇史作品でおなじみの石橋蓮司ら、ベテラン陣の妙演が光る。江戸時代中期、その村には一つの約束事があった。60歳を越えたら村を出て、人里離れた原野、蕨野の丘に移り住むことだった。山の雪が解けだす春、8人の老人が蕨野入りする。そのうちの一人、床屋の姑・レンは村で暮らす嫁・ヌイとの交流を続けるが……。



