棒たおし!

劇場公開日:

解説

第27回城戸賞受賞のシナリオの映画化作品で、様々な想いを抱えながら、それを体育祭の棒たおしにぶつけていく高校生たちの姿を描いた青春ドラマ。監督は「パコダテ人」の前田哲。脚本は『好き・すき・スキッ!4 Streets LOVE』の松本稔。撮影を「Jam Films/コールドスリープ」の高瀬比呂志が担当している。主演は、ヒップホップ系ユニット・Leadのメンバーで映画初出演の谷内伸也と、同じくヒップホップ系ユニットFLAMEのメンバーで映画初出演の金子恭平、同じくLeadのメンバーで映画初出演の古屋敬多。

2003年製作/90分/日本
配給:東京テアトル=パル企画
劇場公開日:2003年3月21日

ストーリー

高校の普通科に通う3年生の次雄は、母と妹の3人暮らし。父は女を作って出て行ってしまった。ある日、彼は同じクラスの勇から体育祭の棒たおしに参加するよう誘われる。初めは乗り気でなかった次雄だが、秘かな想いを寄せる同級生の小百合と担任教師・石垣との不倫に対するやり場のない怒りや、女と別れたから帰って来たいと言う身勝手な父への不満が彼を棒たおしへと駆り立てていく。なんとかメンバーをかき集め、「打倒工業科」をスローガンに特訓の毎日。ところが体育祭直前、元々心臓病を抱えていた勇が工業科の闇討ちに遭い、入院を余儀なくされてしまう。卑怯なやり方にブチ切れた次雄とメンバーは一致団結。そしていよいよ体育祭当日、特訓の成果あって普通科のメンバーが勝利・・・と思われた時、暴力行為があったと試合は中止される。しかし、生徒たちからの熱い要望で仕切り直し。「棒たおしやらなきゃ、死んでも死にきれねぇ!」と勇も病院から駆けつけ、学の編み出した秘策の下、次雄は敵の棒のてっぺんへと登り詰めていく。だが、試合終了を告げるホイッスル。すんでの差で、見方の棒が倒されていたのだ。勇が他界したのは、それから2ヶ月後のことだった。悲しみや悔しさを乗り越え、一回り成長した次雄。彼は、東京へ行ってしまった小百合にいつか自分の気持ちを伝えようと心に誓う。

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スタッフ・キャスト

監督
脚本
松本稔
企画
橋口一成
製作
武政克彦
張江肇
竹中功
松下晴彦
鈴木ワタル
プロデューサー
尾越浩文
木谷奈津子
吉田晴彦
榎本憲男
大橋孝史
Supervisor
平哲夫
撮影
高瀬比呂志
美術
龍田哲児
装飾
龍田哲児
音楽
谷川賢作
音楽プロデューサー
北原京子
主題歌
Lead
録音
阿部茂
音響効果
伊藤進一
照明
赤津淳一
編集
日下部元孝
衣装
小川久美子
選曲
石井ますみ
アソシエイト・プロデューサー
春日たかし
竹村幸男
ライン・プロデューサー
松岡周作
アシスタントプロデューサー
棚橋裕之
田代雅裕
岩倉睦
製作担当
小川勝広
助監督
久保朝洋
記録
阿南玲那
スチール
戸崎美和
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