劇場公開日 2002年10月19日

OUT(2002)のレビュー・感想・評価

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3.0原作が好きで観ると、やっぱりこれじゃない。

2023年1月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2002年劇場公開時鑑賞。原作既読。
それでも途中から「これは別物これは別物」と念じながら観てたら、割と悪くないかもと思えてきた。
みなさん上手いし。

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なお

4.5女同士

2018年10月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

むかし、多岐川裕美がひとり娘に
「最後まで信用できるのは女友達とお金だけ」というようなことを言っていたな。
それ思い出した。

助け合って生きていこうとする女たちの性、本能。
「OUT」という本題は、負け、失敗、降参、諦め だけではなく"閉塞からの脱出“をも意味するんだよね。

「いけてます」と香川照之から囁かれて一瞬に目の中に命の光がともる原田美枝子は、なかなかの女優!
あの存在感に対して残念ながら声質の弱い演技者なんだけど、終盤、産気付いた西田尚美に残す言葉の意気は・・・そうだな、同じ女物語:海街diaryで綾瀬はるかが広瀬すずに「一緒に暮らそう」と告げる時のドスのある声だった。
あれで西田は初めてまともな受け応えをする。
あそこ、すごく良かった。

男の自分から見てこの映画、女優たちが男たちへの敵愾心を本心で演じているのを感じてしまうから、ちょっと恐ろしくなる。男性への生理的反感が隠しようもなく共演者たちに現れる。そしてそれを嗤い(わらい)あう女たち。

亭主をバラバラにして生ゴミに出したいって、妻たちは話し合っているのさ。
「いけてます」と男どもが連れ合いに囁かないからだよなー

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きりん

3.0凡作

平凡な主婦が殺人を通じて奇妙な世界へ足を踏み入れていく。バカバカしい話では あるが、その根底には主婦の日常からの離脱願望、友情、希望などが盛り込まれている。

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2.0別物

2017年3月2日
Androidアプリから投稿

原作を読まれた方は、まったく「別物」として捉えたほうが、精神衛生上、健全かと思います。
原作の持つ「凄み」「哀しみ」を感じることは出来ませんから。

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ミック・ラモーン