劇場公開日 2022年5月13日

EUREKA ユリイカのレビュー・感想・評価

全20件を表示

3.5小説を映像で読む

2023年11月24日
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2023
89本目

長いので心を委ねて観る作品。

編集すれば2時間に収まるだろう。
しかしそれでは意味がない。
これは見た人しかわからないだろう。

3時間半を超える作品にほとんど台詞は無く、役者の表情と音だけ。
故に役者は物凄く大変だっただろう。
宮崎あおいさることながら、ナオキ演じる宮崎将さんの目が本当にすごかった。

バスジャックに巻き込まれて生き残った3人を軸に再生物語だが、まあ台詞が少ない分、頭で考える時間が非常に疲れてしまった笑
セピアカラーなので、エモショーナルな印象だが他に目がいかないので役者の演技にどっぷり集中できる。

最後まで見切るも、満足感などは無い。
あの後、幸せになれるのだろうか??

おそらく、沢井さんは遠からず…
彼女を信じるしかない。

と色々と考える作品でした。

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M.T

5.0映像が醸し出し時間に身を委ねる。

2023年5月3日
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鑑賞方法:VOD

見ててしんどい映画である。映画の長さもさることなが別所の咳が後半になるほど酷くなり聞いていてしんどいのである。勿論その震度は差は計算済みのものである。音が重要になる。音は目の前に起こった拳銃で人を殺害する情景のシンボルである。「帰ろう」の最後の言葉が救いとなる。帰るところがある。見る者も映像の呪縛から解放される。物語はトリックスターの斉藤陽一郎演ずる秋彦に委ねられる。役所と宮崎あおいの演技は突出してる。

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mark108hello

4.0「北九州サーガ」

2023年3月15日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

秋彦を演じる斉藤陽一郎が登場しカメラでパシャり、同じような経験を忘れた頃に語り始め『Helpless』で感じた無機質な雰囲気が漂いながら光石研は新たな役で、必要が無くなったみたいに感情を捨てたような兄妹に寄り添い自分を取り戻す旅なのか、奇妙に思える三人の関係性が良い方向へと進んでいるのかすら半信半疑のまま。

善悪の判断がつかない、全てを黙認しながら微かな表情や行動で意思表示をしている宮崎あおい、あの兄妹を見ていると原因となったバスジャックが本当に致命的だったのか、全てを投げ出した役所広司の行動は大人だから、まだ子供である兄が逃げ出す術はあの方法しかなかったのかもしれない。

純粋無垢だからこそ見え隠れする狂気性と変な方向で観てしまう、自分の人生を振り出しに全てをやり直す為には兄妹の側にいる事と、何かしらの責任感では無いように、わかり合うことはないにしろ、強く引かれあっている三人に思える。

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万年 東一

3.5余白たっぷりの最長映画体験

2022年12月25日
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鑑賞方法:映画館

評判が良かったのは聞いていたので、早稲田松竹にて上映されるとあり、映画館で鑑賞。

3時間半を超える映画鑑賞は過去最長。

フィルムでの上映だったので、乱れがあるも、久々すぎて懐かしいと共に心地いい。

作品全体の雰囲気は、セピア色調なのもあいまって終始暗い雰囲気である。
登場人物がひたすら話さなかったり、引きの長回しが多かったりと、鑑賞者の感じる余白がたっぷり。
流石にウトウトしたタイミングがあったが、あれこれ考えながら観ると自然と頭が冴えてくる。

セリフが少ないからこそ、兄妹ふたりの演技はさすが。
宮崎あおいは小さい頃から不思議と吸い込まれる表情である。

秋彦が浮いてはいるが、思い返すと暗くなりすぎないようにアクセントになっていたか。

再生の物語、ということはわかるものの、一度見ただけでは到底理解できないものではあるので、考えを深め、干渉を重ねたい。、

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ひでぼー

2.5他人を守る

2022年9月4日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

寝られる

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いぱねま

5.0キング・オブ・ムービー

2022年8月26日
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鑑賞方法:映画館

世の中の名作は膨大でとても追い付けないが、これはやっと初観賞。
セピア色で遠方からの構図など、演者を知らなければもっと昔の映画かと思うような錯覚にも陥りそう。
カラーだったら長丁場疲れたかもしれないが、余計な情報は風景や空気として排除したようになったのは色が邪魔しなかったからだろう。

ホントに映画館で観れたのがラッキーで、テレビやスマホだったら違った印象だったのではと思う。

出逢えたことの感謝!
今夏の最高の思い出!

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雨の夜はヤバイゼ

3.5出てる人たちすげーえ

2022年7月9日
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鑑賞方法:VOD
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いつこ

4.0コンコン コンコン

2022年6月8日
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自転車グルグル映画というジャンルがあるけど、元ネタなんでしたっけ?
なんか、建家のなかで画面左でグルグルしている映画立った気がする。
役所広司の立場だったら、結構楽しそうだな。松重のデカさは映画映えする。どのぐらいネイティブ九州なのか、わからないが確か光石研は九州人だった気がする。乗り物映画として、ドライブマイカーなどにも続く。
エロDVD屋のエサ箱で買って家にあるけれど、見たことがなかった。

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タカシ

3.5錯覚

2022年6月5日
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終わった瞬間、長く続くワンカットの映画を見てるのかと錯覚した。時間を忘れた鑑賞でした。

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未だZONE

5.0無言で、心へのノック

2022年6月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

文中にURLを貼ったために(=当サイト規則違反) レビューが削除されてしまいました、
共感とコメントを下さっていた皆さん、ごめんなさい。

・・・・・・・・・・・・

言葉を失う凄惨な事件を共有した、中年のバスの運転手と、乗客だった遺児たちのロード・ムービーです。

事件から受けたPTSDをば、お互いに言葉にして話し合うとか、慰め合うとか、それさえも出来ないあの3人が、虚ろな視線ながら、3人を繭のように包むバスの車内で、窓辺をコンコンと叩きます。

モールス信号のように小さくノックをし、心臓にパルスを与え、命に心マを加えるあのシーン、
見ているこちらの胸をも激しく揺さぶり動かしました。

「扉を叩くひと」を思い出しました。
ノックは打楽器。
魂に直接響く原始の鼓動。

・・・・・・・・・・・・

ジョルジュ・ルオーの絵に「郊外のキリスト」という作品があります。
誰もいない村の通り。月が出ていますが逆光です。表情はよく見えません、
立ち尽くしている、子供だろうか 2つの小さな影に、いつの間にか後ろからそっと誰かが寄り添って立っている絵。
でもお互い顔も見ず、同じ方向を向いて、うつ向いたまま3人のシルエットが並んでいる絵。

この映画を見ながら思い出していました。

(2018年頃鑑賞)

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きりん

3.0コン、コン。・・・コン、コン。 コン、コン。・・・コン、コン。(生きてるか?生きてるよ。大丈夫か?大丈夫よ。)

2022年5月30日
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鑑賞方法:映画館

あどけない宮崎あおいのアップから映画は始まる。22年前かあ。そりゃあまだ少女だものな。とにかく、ストーリーよりも出てくる役者を鑑賞する喜びが先にたった。肌も若々しい役所広司、すらりとした松重豊、ちょっとやんちゃそうな光石研、なんか印象が変わらない塩見三省とでんでん、おニャン子からどれだけ経ったのか国生さゆり、途中で気が付いた尾野真千子、、、。みんな若いなあ。と、そっちの楽しみを味わいながら。
話は、バスジャックに遭って、生き残った三人のその後狂わされた人生。ちょっと設定に無理あるも、無理があるからこその奇妙な人生なのだともとれる。ラスト、大観峰のショットは、どこか行き止まりの、最果てを感じた。この三人は(いや四人か)、この先どんな人生を歩むのだろうか。セピア色した世界に色がついて、それはせめてもの希望の証なのだろうか。

ただ、ちょっと長い。だけどこの長さがなければ伝わってこないものもある。

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栗太郎

5.0ユリイカ、、我発見せり。

2022年5月22日
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鑑賞方法:映画館

最近はアニメのせいかついついエウレカと読んでしまいます。

題材がPTSDで興味が有った事と若い頃の宮崎あおいを見たかったと言う理由で2001年公開の3時間以上ある本作に挑みました。その他キャストも今見ると超豪華で皆んなキラキラしてて若いです、光石、松重、椎名、小野、、それだけでも観る価値あるかもしれません。

バスジャック事件の生き残り3人が物理的、精神的にも崩壊した状態から這い上がろうとする結構重い内容ですが張り詰めた緊張感、リアルな演技。色を失った世界に取り残されたようなロングショット。手足の長い宮崎あおいが可愛いし、カッコいい。どれをとっても素晴らしくて全く退屈せずに最後まで観れました。

エンドクレジット後拍手があり、ようやく青山真治監督の追悼上映である事に気付くほど、自分は彼の作品を見たことがありませんでした。まあ、あの当時は本当に日本映画に興味が無かったんです、、最後の方の海のシーンも「ベニスに死す」思い出して、かってに脳内で役所広司殺してました、すいません。

タイトル、、そして彼らが発見したのは何だったんでしょうか?コツコツと響く壁の音が孤立した自分が誰かと繋がっている、この世界に繋ぎ止めてくれている、自分独りではない安心感、あのシーンがそれだったのかなぁ、、、
個人的には青山真治と言う素晴らしい監督を発見した事でした、、、いささか遅過ぎましたが、、、南無。

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masayasama

5.0テアトル新宿でデジタル・マスター完全版を鑑賞しました。以前レンタル...

2022年5月20日
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鑑賞方法:映画館

テアトル新宿でデジタル・マスター完全版を鑑賞しました。以前レンタルで見たことがあったのですが、今回の体験は全く別物でした。登場人物の表情、光と影、広がる風景など全編ほぼ限られた色彩で映し出されているにもかかわらず、デジタルでより鮮明になったことでまたなんともエモーショナルな視覚を体験をすることができました。長めの映画ではあるのですが、最後まで見通すときっと何かしら心に残るものがあるかと思います。

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音有鳴

2.0面白い映画では、ない。

2021年2月4日
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実は初見。
決定的な再生策など無く、これで済んだかもわからぬが、彷徨うことを許すべし、か。
その放ったらかし感が新味かな。
面白い映画では、ない。

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きねまっきい

4.0世界観や雰囲気、作品性が印象的で非常に良かった。

2020年4月2日
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世界観や雰囲気、作品性が印象的で非常に良かった。

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おれ

4.0みずみずしい14歳の宮崎あおい

2017年11月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

東京国際映画祭で鑑賞。
役所広司・宮崎あおい・宮崎将

バスジャック事件の生き残りの運転手と兄妹。
心に深い傷を追ったまま、子供だけで暮らす兄妹を連れて旅に出る。
北九州から阿蘇へ。

前半のスピーディーな展開に比べると、旅の様子はゆったりと進む。
長いと感じるかもしれないが、丁寧に撮っている。

14歳の宮崎あおいが台詞が少ないながら、透明感溢れる演技がみずみずしい。

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凛

1.0見るには覚悟がいる

2017年6月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

いくらなんでも217分は長すぎ。

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eigafan

2.0よくわからない

2015年3月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

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ちびちょ

2.0凶行の意味は?

2014年8月22日
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単純

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yutak

4.5われ、発見す。

2011年2月13日
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鑑賞方法:映画館
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Chemy