見たい度推移(赤線は公開日)


東映創立50周年記念作品として製作された人間ドラマ。「鉄道員〈ぽっぽや〉」の監督&主演コンビが放つ感動作。激動の時代をくぐり抜け、今は港町で静かな生活を送る山岡と妻。そんな山岡の元に、藤枝という男の訃報が入る。藤枝は、山岡とともに特攻隊の生き残りだった。この報を受けて、山岡はある女性から韓国へ行ってほしいと頼まれる。彼女は特攻機で空に散っていった男たちを見守り続け“知覧の母”と呼ばれた山本富子だ。山岡は、戦死したかつての友の故郷、韓国を訪れることになるが……。戦争により心に深い傷を負った夫婦の出会いと運命を、おだやかなまなざしで紡ぎあげていく。高倉健の“語り継がなければ忘れ去られることも、映画なら残していける”という言葉から生まれたこの作品には、新しい時代を生きる人々への痛切なメッセージが込められている。また、高倉主演作には欠かせない名カメラマン、木村大作による映像美も忘れがたい。





