見たい度推移(赤線は公開日)


連合赤軍の集団リンチ致死事件を描いた小説が映画化されることになり、若い役者たちが集結していく。しかし、彼らは当時事件を起こした青年たちの心理が理解できず、戸惑いを隠しきれない。そんな中、赤軍と同じ時代に青春期を過ごしていた監督が“消えます。映画のために”と書き置きを残して失踪してしまい、それまでメイキングを回していた新進監督が後を引き継ぐことになるのだが……。学生運動のキャリアを持つ高橋伴明監督が、己の内に秘めた想いを映像に叩きつけた青春群像劇。立松和平の同名小説が劇中劇として描かれ、現代の若者たちの視点から連合赤軍が捉えられることにより、理想を追い求めていった果てが殺りくであったという当時の青春、その痛恨の惨劇が時代を超越して観る者の胸を突く傑作に仕上がっている。現代と当時の若者を二役で演じる若手俳優たちが、それぞれ忘れられない鮮烈な印象を残す。ビデオタイトルは「光の雨・連合赤軍事件」。





