見たい度推移(赤線は公開日)


天保末期、飢饉による米価の高騰と苛酷な税の徴収により、庶民たちの暮らしは困窮していた。とある町の貧乏長屋に住む、おかつとその子供たちは、近所でも評判のしまり屋。家族全員で働いているのにつつましく暮らし、長屋の付き合いにも参加しない。ところが、そのケチぶりには深い理由があった……。本作が75本目の監督作品となる名匠・市川崑が現代の世相を思わせる不景気な江戸の町を舞台に“家族”の在り方や人間関係を優しくユーモラスに問う人情時代劇。人情味に厚いおかつを演じた岸恵子はフランスから永住帰国して、本作に出演した。原作は山本周五郎の同名小説。


