阿修羅の伝説 死闘篇

劇場公開日:

解説

盲目の格闘家が、巨悪に戦いを挑む姿を描いたアクション。監督は「かっ鳶五郎」の長濱英高。脚本は田中信哉と「82分署」の安井国穂の共同。撮影を「新唐獅子株式会社」の満井坦彦が担当している。主演は「strain」の的場浩司。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/80分/日本
配給:東映
劇場公開日:2001年1月27日

ストーリー

青森県八戸市。日本格闘技チャンピオンになった島勇作は、その夜、ジムの会長・熊倉の金銭トラブルに巻き込まれ、謎の赤いドレスの女に目を斬りつけられて失明してしまう。それから3年後、山での厳しい修行を終えジムに戻った彼は、音と気配を頼りに盲目とは思えない昔と変わらぬ動きで会長やその娘・舞を驚かせた。ところが、そんな彼の元に福祉施設・アルカディアの理事長・山崎の娘で、車椅子生活を送る千夏がやってきたのをきっかけに、恐ろしい事件が続発するのであった。山崎の変死、熊倉会長の惨殺、そして小夏の誘拐。事件の背後には、医療機関と結託し暴利を貪ろうとする東北財界の実力者・佐野の存在があった。山崎の裏切りで極秘ディスクを盗まれた佐野は、その報復として山崎と彼と共に佐野を強請ろうとした熊倉を殺害したのだ。しかし、肝心のディスクはまだ佐野の元に返っていなかった。勇作にディスク返却を求める佐野。山崎のダイイング・メッセージにより、1枚は小夏のゲームボーイの中から見つかったが、もう1枚の在処が分からない。人質となった小夏を助けるべく敵陣へ乗り込んだ勇作は、山崎の腹心=赤いドレスの女・神谷と対決し勝利を収め、佐野を追いつめる。ところがそこへ、事件の本当の黒幕である中央政財界の巨魁・高井が現れ、佐野を殺してしまう。高井と対峙する勇作。その時、彼の側にいたアルカディアに入院中の記憶と言葉を失った中年女性・津奈子が声を発した。実は、勇作は彼女と高井の子供だったのだ。そして、ディスクは津奈子のポシェットの中に隠されていた。自らの数奇な運命を呪う勇作。彼は高井の悪事をマスコミに暴露した後、母と共に暮らすのであった。

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