劇場公開日 1990年11月17日

われに撃つ用意ありのレビュー・感想・評価

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3.0見所は中国製77式拳銃

2024年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

90年代の新宿を舞台に元全共闘闘士のスナックマスターがヤクザに追われるアジア人女性と出会いトラブルに巻き込まれるハードボイルドもの。
無理やり例えるならシティハンターっぽいと言えなくもない?
ヒロインが外国人、ラスボスが中華マフィアな設定のために物語が複雑になっているように感じた。
1990年製作だが70~80年っぽい演出、人物描写が甘い、ご都合主義的展開が多い、意外性がない、など凡庸な出来ではあるが鑑賞を後悔するほど悪くはなかった。
物語のキーアイテムになる拳銃が他では見たことが無いレアな代物(撮影用模造銃だが)だったのは収穫。

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ジョン・ドゥ

2.0"オーバーオール"

2019年1月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

原田芳雄と桃井かおりの力が抜けたような身内感あふれる演技に巧く演出していたのか?若松孝二よ。

石橋蓮司や室田日出男など豪華な配役の割にイマイチ活かしきれていないお粗末さ加減。

ラスト、付いて行く意味が解らない桃井かおりや捕まえない蟹江敬三など適当さが目立つ。

盛り上がりに欠ける話の展開と無駄な配役、演出とベテラン俳優を巧く扱えない若松孝二の不甲斐なさ!?

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万年 東一

4.01990年の 歌舞伎町。 全共闘世代のハードボイルド

2017年10月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

全共闘の映像は映画「怒りをうたえ」
ヒロインの外国人女優 が 酒井法子と桜井幸子を足して二で割ったような 美人さん。
またしても石橋蓮司が登場。 アル中の巨人ファンと言う 謎のキャラクター。
ハードボイルドなのに 主役の衣装がオーバーオールというギャップ。 上からモッズコート羽織るだけでそれらしくなるから不思議。
今とはまるで違う 猥雑な歌舞伎町の姿。
原田芳雄も挿入歌までは良かったがエンディング曲は余計。
余計といえば 桃井かおりと二人で今は無きコマ劇前広場までぶらぶら歩くラストシーンも余計。
蟹江敬三の 交番勤務上がりのマル暴デカが良かっただけに。
朝鮮やくざが〜とか人種に関するネタがあるのが意外だった。
スローモーション多用
情けは人の為ならず

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消されるので公開しない

3.0全共闘世代なんて死語?

2017年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

1990年頃の新宿、全共闘世代のマスターが経営するバーが閉店することになり、元同志たちが集まる。
そんな時、ヤクザに騙されたベトナム人の女が逃げ込んでくる。
懐かしいにおいがプンプンする帰らない日々が切ない。

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いやよセブン

4.5撃ちあいがかっこいい

2013年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 劇場公開時より20年以上ぶりでDVDで見返した。当時はすごい傑作だと震えるほど面白かったと思ったのだが、だらだら飲み会の場面が続いたり、前半、中盤退屈した。原田芳雄も若松監督も去年なくなってしまいオレ的お正月映画として見た。原田芳雄が黄色いTシャツにオーバーオールというイルカのような服装でびっくりした。香港マフィアとか、今見るとないな~と思った。

 しかし終盤、原田芳雄のアパートの場面からクライマックスの撃ちあいは非常に地味でかっこよく、改めて素晴らしかった。

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吉泉知彦