若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん

劇場公開日:

解説

茂木草介原作を「ハイハイ3人娘」の井手俊郎が脚色、「河内風土記 おいろけ繁盛記」の佐伯幸三が監督したミュージカルドラマ。撮影はコンビの梁井潤。

1963年製作/92分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1963年6月30日

ストーリー

祇園の舞妓トリ子は人気歌手の高林ヒナ子とは双生児の姉妹だが、母親の綾は祇園をとび出していったヒナ子をいまだに許さないと頑張っている。トリ子をはじめ三人娘のミエ子、ゆかり、マリ子たちの憧れの君は蓮昭寺の小野道春である。三人をスッパ抜いて嵐山へ出かけたトリ子と道春は、偶然にもヒナ子と作曲家の川中に出会った。二組のカップルは忽ち意気投合したが、川中の浮気性に腹を立てたヒナ子は車を暴走させ負傷してしまった。舞台に穴があくのに頭を抱えた川中は、トリ子を急ぎ替玉に仕立てた。これが美談として取上げられメキメキ売出していくトリ子にひきかえ、母親の許から病院へ通うヒナ子は一人残され、寂しい気持を道春にうちあけた。ある日、道春を訪ねてきた杉本と名乗る紳士は、トリ子とヒナ子の父親であると告白した。かつて彼は綾と固い契りを結んだものの親の言いなりに結婚、戦後ハワイで苦労して宝石商になったいま妻を亡くし、二十年振りに姿を現したものだった。杉本は親子をハワイへ引きとりたいといったが、綾は胸芸師の町田栄介と再婚する決心を告げた。同時に道春を慕っていることを知った姉妹は、互いに譲りあってハワイで音楽を勉強したいと懇願した。やがて杉本の別れの宴が開かれたが、彼は道春が仏教伝導のためハワイへ同行すると発表、驚いたトリ子、ヒナ子をはじめ三人娘は「道春さんには絶対に手を出しません」という連判状を書くのだった。

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