「通夜の客」より わが愛
ホーム > 作品情報 > 映画「「通夜の客」より わが愛」
メニュー

「通夜の客」より わが愛

劇場公開日
  • 特集
  • インタビュー
  • 予告編・動画
  • 映画評論
  • 関連ニュース
  • レビュー
  • 動画配信検索
  • DVD・ブルーレイ
  • 映画館
最新情報はこちら

解説

井上靖の『通夜の客』を、「硫黄島(1959)」の八住利雄が脚色し、「からたち日記」の五所平之助が監督した抒情編。「伴淳の三等校長」の竹野治夫が撮影した。

ストーリー

敗戦後四年の秋の夜、新津礼作の通夜の席に、見知らぬ女客が現れ、死顔を素早くのぞきこみ、そそくさと去った。水島きよとだけいった。--新津は戦争中、新聞記者として活躍したが、敗戦になると、一人だけで山へこもった。久しぶりの上京の時、突然、死んだのである。妻・由岐子と二人の子が残された。--水島きよは淋しかった。死顔をのそきこんだ時、あの人の眉がピクリと動いた。何を言いたかったのだろう。きよが新津と初めて会ったのは、十七の時だった。彼はきよが身を寄せていた柳橋の叔母の待合に度々遊びにきた。芸者の秀弥といい仲だった。川開きの夜、きよは彼ら二人と飲み同室で寝た。新津がその時いった言葉《大きくなったら浮気しようね》が、きよには忘れられなかった。戦争は激しくなり、きよは成長した。縁談もあったが、断り続けた。南方の特派員から内地へ戻った新津が、ある晩、友達と訪ねてきた。上海へ発つことになったのだ。空襲の下で、きよは新津に身を投げかけていった。--一年後には、戦争は終っていた。きよは焼け残った柳橋に、従妹と住んでいた。新津は社に辞表を出し、中国地方の村で百姓をやることにして、お別れに顔を見せた。彼は空襲の夜のことは忘れているようだった、何もかも。彼の後姿が淋しげに見えた。--彼が一人で村へ行ったことを知ると、きよは矢も楯もたまらず、後を追った、すべてを捨てて。新津は便利した。やもめ暮しみたいな生活に、女の手は有難かった。きよは彼が山にいる間だけ愛してもらうつもりだ。彼は“中国塩業史”の原稿をまとめるまで山にいる。村の人々は、最初きよを妾として扱い、口もきかなかったが、彼女の男への尽しぶりに同情し、打ちとけた。新津が京都へ行った帰途、東京の自宅へ寄ったことが、きよを悲しませ、死のうと思わせた。彼女の愛の底に、その悲しみは本質的によどんでいた。新津の子の誕生日に、彼が上京する時、きよはその支度に励んでいながら、出立を必死におしとどめていた。きよは彼が妻の方を愛しているように思えた。女の一方的な愛。が、新津の本当の気持を知った時、彼女は期限つきで身をひけるだろうか。--一緒に上京した時、彼は倒れ、そのまま死んだのだ。きよは、山の家を片づけ、雨にうたれて去りながら、新津がいいたかった言葉を悟った。《きよ、ありがとう》三年間の御礼の言葉だったに違いない。彼女はその時やっとわが愛について確信した。《わたしは愛したわ!》...

スタッフ

監督
脚色
八住利雄
原作
井上靖
製作
坂井禅互
撮影
竹野治夫
美術
平川透徹
音楽
芥川也寸志
録音
服部満洲雄
照明
寺田重雄
編集
相良久

キャスト

作品データ

原題 The Day of Youth
製作年 1960年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 97分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

松竹新三羽烏傑作集 雲がちぎれる時[DVD] 風花[DVD] はだかっ子[DVD] あの頃映画松竹DVDコレクション 黒い河[DVD]
松竹新三羽烏傑作集 雲がちぎれる時[DVD] 風花[DVD] はだかっ子[DVD] あの頃映画松竹DVDコレクション 黒い河[DVD]
発売日:2012年5月25日 最安価格: ¥1,455 発売日:2010年11月26日 最安価格: ¥2,310 発売日:2016年3月9日 最安価格: ¥2,336 発売日:2016年11月2日 最安価格: ¥1,854
Powered by 価格.com
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi